南部氏の歴史を感じる雰囲気。
隠尾城跡の特徴
隠尾城跡は南北朝期の南部氏が築いた史跡です。
とやま城郭カードにも選ばれた名所として知られています。
切岸の斜度が鋭く、歴史を感じる雰囲気があります。
館跡程度ですが、とにかく雰囲気が良い……と感じるのは奇異なのだろうか。樹海のように湿気が高く、あまり建物を維持できるような地勢には思えないが、そんな場所に館や城を築いた必要性を踏まえると、中世の厳しさを改めて感じられる。
南北朝期に南部氏によって築かれた様です。戦国時代には神保氏と上杉謙信との抗争に関わり落城した様です。鋭角な切岸や虎口などの遺構と、落城の悲劇に泣き続けた啼石と呼ばれる石が主郭に残っています。
とやま城郭カードに選ばれてます。城というにはささやかなもので、居館の跡ですね。戦国時代のものとか。説明板があります。一帯は廃村となった隠尾集落です。
土豪・南部氏の城。増山城を攻略した上杉氏によって攻め落とされた。城跡は集落南端の高台にあり、三方が断崖に守られ、北側の水田は堀の跡と伝えらる。南側の崖には籠城用の湧水跡があり、本丸跡には城主の悲運を泣き続けたという伝説の「啼石(なきいし)」と呼ばれる石がある。隠尾集落は平成に廃村。城主の子孫である南部家は城跡の隣に存在していたが、今は朽ちた残骸がある。
名前 |
隠尾城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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切岸の斜度が鋭かった。