南郷巨城で迷子になろう!
寺山館の特徴
佐竹氏の南郷地区の拠点としての歴史がある城跡です。
巨大な堀切や土塁が残る素晴らしい要塞化された城です。
縄張り図を参考にすれば、見どころを楽しめます。
巨大な堀切や土塁が残る素晴らしい城跡。とにかく迫力が凄い。
見どころが多すぎる城です。迫力という点において、近隣の中世城郭の中では一番だと思います。特に北東尾根に展開する多重堀切群は圧巻です。(ただ、他の方も書いているように、その一部は破壊されてしまいましたけれども。)加えて、複数の桝形虎口、特に主郭東側に設けられた枡形虎口は、その整った形状から近世的な雰囲気さえ受ける素晴らしい遺構です。南北の谷に設けられた段郭群とそれらを防御する長大な空堀も興味深いです。
縄張り図を忘れてしまい、散々にさまよってしまった。疲れ切ってしまい、主郭周辺の遺構を確認したのみで撤収した。
| 名前 |
寺山館 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
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佐竹氏の南郷地区の拠点の一つで山全体が要塞化され巨城です。3時間程の登城時間でしたが到底全体は回れず仕舞いでした。踏切を渡ると寺山館への看板がありましたのでそちらから登城。主郭前の切り立った土塁は断崖絶壁、見事な登り土塁、鋭い切岸に二重竪堀、二重空堀と見事な遺構が完存しています。ハイキングコースも一部管理されピンテもあるので下手にコースからずれなければ迷いはないかと…北は林道まで散策、こちらにも見事な竪堀があります。南はかつての登城口なのか多くの郭群と空堀が眠ってました。こちらから降りると防ノ内という地区の久慈川に掛かる橋に出ることが出来ます。登城にはトレッキングシューズ必須です。滑落、転倒の危険もあるので装備はしっかりと備えましょう。大変素晴らしい城郭なので、遺構の保存に尽力願いたい物です。