白河の関跡で歌枕の歴史旅。
奥州白河の関跡の特徴
白河の関跡は、平安貴族に愛された歌枕として知られています。
春はカタクリ祭り、秋は新そば祭りが開催される魅力的なスポットです。
歴史ロマンを感じる、静かな空間での散策が楽しめます。
春はカタクリ祭り、秋は新そば祭りが隣の白河の関公園で開かれます。特に春は花々で薫り高くおすすめです。道の向かいは、白河ラーメン店のやたべがあります。
神社になっていて「関」感は全くありません。いわゆる比定というのでしょうか、本当にここなのか何だかモヤモヤ感が残ります。だいたいどの道に関があったのかもはっきりしないのだそうです。この近辺をウロウロしてみたのですが、それらしきものは何も見当たりませんでした。(2016年)
国道4号や東北自動車道からはるか東にあり、山の中を走る県道のところにひっそりとある 関所跡です。もともとは 奈良時代から平安時代にあったとのことです。関所というよりは神社の一角にひっそりとある感じです。ただ樹齢800年以上の杉の木があったり、源義経に関する伝説もあるようです。近くに無料駐車場があります。バス停もあるので 公共バスも来るようです。
歴史上有名な白河の関を見たくて行ってみました。静かな暗い感じがします。でもゆっくり散策しながら見るにはいい場所です。メインは神社のみの見学になりますが、歴史を学べることができます。
西行や能因法師、和泉式部といった平安貴族の憧れの地であり、数々の和歌に詠まれた「歌枕」である白河の関は、実は長年「行方不明」状態だったんですよね(笑)。発掘調査等により古代の土塁や木柵跡が発見され「ここで間違いない!」と太鼓判がおされたのは比較的近年の事です。平安時代末期になると北方の脅威も薄れて寂れていき、源頼朝が奥州藤原氏征伐のために、ここを通った時には既に誰もいなかった、との記録が残っています。関所はその後、荒れるがままにされ人々の記憶からも消えていき、とうとう場所さえも分からなくなってしまいました。しかし都人には想像を誘う「はるか彼方にある異世界への入り口」のようなロマンチックなイメージが定着していて「歌枕」としての価値が減ずる事はなかったのです。江戸幕府の老中で寛政の改革で有名な白河藩主「松平定信」は、当時第一級のインテリであり白河の関の文化的価値を良く理解していました。藩主でありながら場所を知らないのは恥だ、とでも思ったのか公費を使って調査を命じます(笑)。関跡と推定される場所が白河には何ヶ所もあったからです。地元民の聞き取り調査や集めた文献を分析し、移動にかかった日時や距離で場所を割り出した定信は、白河神社の位置をもって「ここだ!」と確信を持つに至りました。そして石碑を設置します「この定信が保証する、間違いない」という事です。その石碑が今でも残っています(写真参照)。幸いなことに彼の正しさは、後世の発掘により実証されました。よかったですね(笑)。この石碑が立てられたのは1800年の事なので、1689年にやって来た松尾芭蕉はその恩恵に浴する事が出来ませんでした。当初、奥州街道の「境の明神」を白河の関だと思って行ってしまったのです。その後、かなり離れているこの場所に来ています。現在の私たちは迷うことなく「歌枕」の白河の関を訪問出来るのですから、ありがたい話です。現地には空堀と土塁で区画されたエリアがあり、子供の頃に来た時は「ここに関所本部の建物があったのかな?」と思ったのですが違うようで、中世の館跡だそうです。白河の関跡前の道路は旧奥州街道(国道294号)よりもさらに古い、朝廷時代の官道「東山道」で、それを見下ろす絶好の要地である、この場所に改めて後年に館が築かれたのだとか。確かに今の知識で見ると、土塁は単純な直線ではなく、射撃の死角を無くすため段を設けた「横矢がかり」が見られ、これは戦国時代になってから発達した構造です。コレが白河の関時代のものなら完全なオーパーツになりますね(笑)。
奈良〜平安時代にかけての陸奥への三大関所の一つ、東山道にあった白河の関の史跡です✨。閉鎖されてから何処にあったのかわからなくなり、その名だけが和歌などに使われてたんだとか。白河藩主で筆頭老中に抜擢された松平定信が作らせた南湖を訪ねたく、福島車中泊の旅の最後に白河に立ち寄りました。定信が所在地不明の白河の関跡を探させたと思い出し、以前も訪ねたけど、予定を変えて再訪しました。延喜式内社の白河神社を取り囲むように、堀と土塁が今でも確認でき、戦略基地としての古代の関所を感じる事ができます。
平日の昼間に行きました。人はちらほらいる程度。芭蕉の句にも詠まれる奥州三関のひとつで去年の高校野球仙台育英の白河の関超えで有名になったスポットです。駐車場は目の前にあり。無料で停められます。1800年に白河関跡と断定されたこの地は白河神社、従二位の杉、古関蹟碑など見どころがたくさんあります。特に入口から白河神社に登っていく石段は鳥居をくぐった時から空気が変わりとても厳かな感覚になります。
思ったより広く思ったより整備されていました。近隣に売店・広い公園などもあり、家族連れで賑わっていました。神社への階段はあれど、その他はほぼスロープで脚に優しい場所でした。
2022/10/末に行ってみました。白河には仕事で何度も行っていたけど今まで行った事はありませんでした。きっかけは仙台育英が優勝した事です。以外に白河駅から遠かった。この手の名所旧跡と同じで、行ってみて『おー』っていうものは特にありませんでしたが、話の種のひとつですね。近くに小さな無料の駐車場もあって、車であれば簡単に行けます。
名前 |
奥州白河の関跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0248-32-2921 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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白河の関跡に神社がありました。かつての遺構や従二位の杉などが、かつて関があった事が偲ばれる場所となっています😊