雰囲気最高の法蓮寺で心癒す。
鹽竈神社東参道(裏坂)の特徴
塩竈の浦を感じる静かな雰囲気が魅力的です。
奥の細道 第19の段に位置する歴史ある神社です。
近くに現存する仙台銀行がある、風情ある場所です。
雰囲気最高です。
奥の細道 第19の段 「末の松山・塩竃の浦」塩竃の宿は法蓮寺の前とされる(現、仙台銀行の当たりで、当時は近くまで海が来ていたらしい)。夜、仙台浄瑠璃(奥浄瑠璃)を聞くが平家物語を語る琵琶とも違い、仏教の声明(しょうみょう)を歌う舞(幸若舞)とも違うもので、これから寝るのにやかましいと思いましたが、これも風流かと思ったようです。本文にある小舟の話は翌日塩竃明神参拝の後のようです。この日は朝小雨でしたが、御前9時頃には晴れたようです。書かなければならないでしょう。法蓮寺は日蓮宗もしくは天台宗の御寺(”蓮”の字があるので日蓮宗でしょうか)と思われますが、現在はありません。近代史の闇、1868年に新政府から出された「神仏分離令」の12布告により、明治政府の意図とは別に暴徒化した国民によって行われた仏教への迫害・破壊行為いわゆる「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」により失われた寺院です。2001年に破壊されたバーミヤンの弥勒菩薩像を崩壊せしめたような出来事が、明治初期に横行していたのです。当時存在していた寺院が90,000ヶ寺、廃仏毀釈により失われたのは45,000ヶ寺、さらに現在国宝に指定している仏像等と同等もしくはそれ以上のものが現在登録されている国宝も約3倍この短期間に失われています。仏教の言葉を借りればそういう因果を持っていたのかもしれません。寺院における横暴な振る舞いがあったのかもしれません。封建時代の反動があったのかもしれません。しかし、先祖が代々敬ってきた信仰の対象を人はどうして壊せるのでしょうか。夏目漱石の「坊ちゃん」で記された生徒に対する主人公の本音、極東国際軍事裁判での東条英機元首相最大の失言で語られる国民。時代や社会の変化でどう変わったのでしょうか。歴史書には大鏡や吾妻鏡のように「鏡」を用います。常にあるがままを把握して写すという意図があるようです。昔の人が来れば、昔の人を写し、今の人が来れば、今の人を写します。では、今鏡の前に立てば何を写すでしょうか。正しい眼力は、自身の眼にさまたげられると聞いています。
名前 |
鹽竈神社東参道(裏坂) |
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ジャンル |
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電話番号 |
022-367-1611 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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雰囲気の良い神社です。神社から見える塩釜港も素敵です。無料駐車場がありました。