急坂の先に、秘湯の極み。
仙峡閣の特徴
細い急坂を下ると、目の前に現れる立派な玄関です。
芦ノ牧温泉で唯一自噴の源泉を有する宿です。
国登録有形文化財のお宿で、癒しのひとときを提供します。
急坂を下ったところにあるお宿。秘湯の会のお湯は、ゆったりのんびり浸かるには最適。お料理も工夫があり美味しい。静かな時間を過ごせます。
いわゆる温泉街から離れた場所に在るので、通りかかるたびに憧れの宿でした。温泉街のビル群に泊まっても全く思い出に残りませんが、こちらは都会の喧騒や煩わしい人間関係をサッパリと忘れさせてくれました。一泊しかしませんでしたが、もし一週間も逗留できれば心の汚れも浄化される事でしょう。
宿の道も宿自体もかなり古くて設備的にはあまりおすすめできないが、泉質は本当にいい。日本でも数少ない足元湧出の温泉で、鮮度が他の温泉とは一線を画しており、これだけでこの温泉宿に泊まる価値があると思う。泉質を求める人ならぜっっったいに満足できると思う。
この度、県民割を利用し初めて訪れました。幾つかの秘湯を守る会の宿を巡って来ましたがお食事・おもてなし・宿の衛生面にと細部にわたり配慮のあるお宿でした。野良の猫さんの歓迎も受けられ子供も喜んでいました。とても寛ぎのある時間を送らせていただきありがとうございました。
日本秘湯の会、会員旅館です。会津芦ノ牧温泉でも、大きい宿泊施設とは逆側に立地しており雰囲気はいいです。源泉掛け流しのお湯はよく温まります。逆側の観光ホテルが多い地域の芦ノ牧温泉しか来たことがない方は印象が変わるかもしれません。料理もおいしく、くつろげました。自称?野良猫の看板娘のニャンコもかわいくて、またお伺いしたいです。
お風呂は温まって最高です。外観は古めかしいけど廊下はピカピカだし掃除は行き届いています。食事は特徴が有ると楽しいでしょう。館内は暖房が行き届いていて寒く有りません。お酒ももっと種類が有るといいと思います。静かな宿でゆっくりできました。見送りも坂の上まで来ても手を振ってらしていい感じでしたね。
大雪の中初めての宿泊でした。秘湯の宿、国の登録有形文化財の宿で、建物の内外よく手入れされ気持ち良く滞在できました。料金もリーズナブルで、料理にも満足、自家源泉の足元から湧き出る温泉も良かったです。
芦ノ牧温泉で唯一自噴の源泉を有する仙峡閣は、日本秘湯を守る会に所属する温泉旅館。福島市板倉神社にあった武徳殿(かつて各地で武道館的役割を果たした)を移築・復元した建物は、入母屋造りの大屋根に千鳥ヶ丘破風を飾り、正面には社寺建築の細かな意匠を残した堂々たるもの。令和元年に国の登録有形文化財の指定を受けている。風呂は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性)の柔らかいお湯で、源泉掛け流し・24時間入浴中可能(男女風呂の入替えあり)。熱すぎずぬるすぎずの心地良いお湯を堪能することかできる。食事は、個室でいただいた。山のものと海のものをバランス良く配した献立で、一工夫凝らした品が含まれている。一日目の夕食では、醤油と大蒜味噌で食する桜肉の刺身と海鮮の蒸し鍋が印象的。二日目の夕食は、前菜(刺身蒟蒻・鮭麹漬・鰊山椒煮)、小鉢(浅葱と北寄貝の酢味噌和え)、お造り(鮪・甘海老・スルメ烏賊)、焼物(鰤柚庵焼)、強肴(牛肉陶板焼き)、煮物(烏鰈甘煮)、蒸物(茶碗蒸し)、ご飯・海老つみれの吸物・香物、デザート(林檎のコンポート・抹茶ケーキ)。
内風呂は深い所があるので子供連れは溺れないよう注意して下さい。温泉の質は最高です。宿の場所が分かりづらく、また急斜面を降りていくので雪の時期は初心者にはおすすめ出来ないです。
名前 |
仙峡閣 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0242-92-2026 |
住所 |
〒969-5132 福島県会津若松市大戸町上小塩遅谷3084−3 |
HP | |
評価 |
4.1 |
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細い急坂を下りると、突然目の前に現れる立派な玄関。驚くことにそこは2階部分。渓谷沿いにひっそりと佇む、隠れ家的な秘湯。館内は細やかな心遣いが感じられ、清潔感があり安心して過ごせる空間。部屋数も少なく、静かで落ち着いた時間を楽しむことができます。今回は一人旅でしたが、とても温かく家庭的なおもてなしで迎えていただきました。温泉は透明でさらさらとした肌触り。内風呂には1メートルほどの深さがある部分があり、独特の浮遊感が楽しめます。露天風呂は小ぶりな樽風呂が特徴で、肌触りが非常に心地良いです。食事はすべてが手作りで味のバランスが素晴らしく、自分にぴったりでした。会津コシヒカリの白飯は特筆すべき美味しさです。地酒はもちろん、珍しい「ごぼう焼酎」も提供されており、驚くほど飲みやすいので、焼酎好きの方にはぜひおすすめしたい一杯です。季節が変わった頃に、また再訪したいと思います。