静岡・秋野不矩美術館で非日常体験。
浜松市秋野不矩美術館の特徴
靴を脱いで上がる独特な美術館で落ち着いた雰囲気が漂います。
藤森照信さんの設計によるユニークな建物が美術館の魅力を引き立てています。
秋野不矩さんの作品を中心に、特別展も内容の充実した展示が楽しめる場所です。
靴を脱いで上がる美術館です。一番奥の展示室では絵の前に立ってみるだけではなく床に座っていつもと違う角度から見ることが出来ます。
本名:秋野ふく。雅号:秋野不矩(ふく)。不矩とは形にこだわらない。という意味があるのだそうです。昭和初期から平成中期に活躍した日本画家です。幼少期から絵を描いており、画家に師事を得たそうです。その後入門し型にとらわれない日本画を求め描き続けた方です。インドに関わりが多く、客員教授も勤めていたようです。美術館は土壁のようでとても可愛らしい見た目です!平日でしたが、意外と観覧者が多かったです。天竜イチオシの美術館です!
私にはここを旅のメインにしても十分楽しめる場所でしたが、展示などは小規模なので、とりあえず行ってみるか、という人には物足りないかもしれません。場所も便利とは言いがたいので秋野不矩さんに興味がなければ遠くからわざわざ来たのに!と拍子抜けするかもしれません。ですが、建物も素晴らしいし、館内も鑑賞しやすく、ゆったりじっくり絵を鑑賞出来ました。今回企画展だったので、観たい絵に出会えなかったのでまた来ようと思える場所でした。地元の宝を持ち腐れにしていない素晴らしい場所でした。東京方面から新幹線とローカル線乗り継いでの旅程も私には新鮮でとても楽しい時間でした。
“そこからのんびり歩いて、二俣大橋にかかるころ、まわりに山並みが近づいてくる。見上げると丘の上に、小さな城のような、砦のような、不思議な建物の一角が見えてくる。それが秋野不矩美術館だ。”『個人美術館の愉しみ』赤瀬川原平 より藤森照信建築であり、上記の本にも紹介されていたことから、いつか行きたいと思っていた美術館。展示室のひんやりとした床の感触と、中央天井(床にも丸いモチーフ)がとても心地よかった。
とても落ち着いた雰囲気の美術館です。平日ですがお年寄りの方が何人かいらっしゃいました。靴を脱いでゆったり見れるスタイルの展示室では、展示室そのもののデザインもよく、また作品をよく見ることができました。周囲の景色も合わせて楽しむことができます。自分は11月の中頃に行きましたが11月下旬や今頃は紅葉がきれいなのではないでしょうか。
静岡県に生まれた日本画の女流作家秋野不矩(あきのふく)の名を冠した美術館。秋野不矩の作品だけでなく企画展なども行われています。50代半ばでインドに興味を持ち、度々インドを訪れて風景画などを描きました。その作風は日本画だけでなく西洋画のテイストも取り入れた自由な発想による絵画。建物は独特な世界を提示している建築家の藤森照信によるものでジブリ作品に出てきそうな自然と一体化したようなすばらしい建築です。コンテンツはもちろん建築も楽しめるおすすめのスポットです。
秋野さんの作品も素敵でしたが、現在の特別展 西田俊英さんの作品がとても素晴らしいもので見応えありました。小学生の娘は無料でしたが、70歳以上の母は半額でした。下の無料駐車場を利用しましたが、坂道を歩いてのぼるのも良い運動になりました。
かわいい建物と小さなお庭がとてもステキでした。係員の方々も対応良くにこやかで親しみがありました。絵ももちろん広大で力強く見応えありです。立ち寄るにはピッタリの美術館でしょう。
秋野不矩さんの美術館です。西鹿島駅から30分程ゆっくり散歩して到着。初めて拝見しましたが、床に座って拝見できる美術館は初めてでとても落ち着きました。絵本とインドの風景に癒されました。ポスターを買って家に飾っています。また散歩がてら行きたいと思います。
名前 |
浜松市秋野不矩美術館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
053-922-0315 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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建物も趣きがあります。駐車場はふもとの道路沿いの無料P利用が基本ですが、足が不自由だったりで美術館までの上り坂が厳しい場合は美術館前の駐車場まで進入可とのこと。11月の週末に行きましたが駐車場は空いていました。