福島の水芭蕉、感動の群生地。
2000年8月に自転車で福島県側から訪れました。喜多方から飯豊山地に向かい、熱塩の手前で左に折れていって大きな屋根のある公園の横を通って登り始めます。丘の上の集落を過ぎると、あとは五枚沢川に沿って静かな道を緩々と登っていきます。すると突然、右側の森から鹿が出てきました。頭まで2mはあろうかという立派な角のある雄鹿で、5mほどしか離れていません。一瞬、目が合うと、鹿もびっくりした様子で逃げていきました。最奥の五枚沢の集落を出るとダートです。暫くいくと沢を離れて山肌を切り返しながら標高を上げていきます。崩落地を過ぎるとすぐに県境の峠に着きました。峠には日影も無いので、山形側の谷地平で休憩します。分岐があり、まっすぐ広河原に下る道には通行止の看板が置いてあります。行けそうな雰囲気でしたが、葡萄沢に迂回します。荒れたダートを少し登って尾根を越えて下っていくと、下方には地形図には記載されていない立派な舗装道路が見えています。舗装道路に合流すると、左には工事中の看板の先に立派なトンネルが見えます。どうやら大規模林道のようです。また税金で無駄な穴を掘ってるなと思いつつ、ダートから解放されて手ノ子に向けて快適に下るのでした。
名前 |
谷地平 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

素晴らしい水芭蕉の群生地。5月中旬ごろがベスト、だが途中の林道に残雪があり積雪が少ない年以外は途中から徒歩になります。一見の価値アリです。