美しい甍の金剛寺、心安らぐひととき。
東海道の新通り交差点から北を見ると、美しい甍のお寺が見えます。今浦山(コンポザン)、金剛寺(コンゴウジ)です。曹洞宗の寺院で、本尊は釈迦如来。料亭と見違えるような建物のお寺です。毎月座禅会をやっているようなので、チャンスがあれば参禅したいですね。山門横の説明書きには、慶長15年(1610年)~元和5年(1619年)に中泉代官となった大石十右衛門康正の開基とあります。応永31年(1424年)には元となる寺院が創建されていて、役行者の石像を安置し、鎮守神として昭和初期まで大峰講中が盛んに行っていたとの記述もあります。1610~1619年に再興ということなのでしょうか? また、ゆっくり調べて再投稿したいと思います。「講」とは、民俗宗教行事等を行う会合団体のことで、「大峰講」は、奈良県吉野の大峰山にある大峰山寺を参拝するものです。修験道で、山岳信仰です。金剛寺の名は、修験道のほうが似合いますね。魅力的な話です。
名前 |
今浦山 金剛寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0538-32-3740 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
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金剛寺(こんごうじ)所在地 磐田市見付宗 派 曹洞宗山 号 今浦山寺 号 金剛寺御本尊 釈迦牟尼仏訪問日 2023/4/5慶長15年(1610年)から元和5年(1619年)に中泉代官となった、大石十右衛門康正の開基とされる。当寺では、明治維新前後に寺子屋教育が行われ、五十名前後の筆子がいました。境内には、筆子が恩師(当寺住職・久我尾亮孝)のために建てた寿碑があり、明治27年の建立です。侠客・大和田の友蔵の墓碑もあり、また古くから役行者(修験道の祖)の石像を安置して鎮守神とし、昭和初年まで大峰講中が盛んでした。