独特な荘厳さ、墨坂神社・芝宮。
墨坂神社(芝宮)の特徴
墨坂神社・芝宮は式内社論社として歴史的価値があります。
境内には多くの神社が祀られ、豊かな文化が感じられます。
須坂市に位置し、広く立派な境内が訪れる人を魅了します。
須坂市内の有名観光スポットで、同じ境内に西宮神社があり、社殿も立派でしたが、手水舎の水が流れてませんでした。
須坂市に鎮座する二つの墨坂神社八幡と芝宮がありますがこちらは芝宮の墨坂神社です社殿の形も八幡とは違い独特な荘厳な雰囲気がありました。
須坂市に2か所ある墨坂神社のうち、芝宮と呼ばれる神社。広い境内に立派な社殿を構えた、堂々たる風格ある神社です。神社の鳥居をくぐったところには太鼓橋がありますが、あまりに急な橋のためか、結界が張られて人は通れないようになっています。訪れたときは拝殿の扉も閉ざされて、いたって静かなたたずまいでした。
墨坂神社・芝宮(すみさかじんじゃ・しばみや)
延喜式神名帳の信濃國高井郡の項に記載のある式内社論社。長野電鉄の須坂駅から徒歩圏に2社の墨坂神社が鎮座しており、いずれも式内社の論社。こちらの墨坂神社は芝宮とも呼ばれています。天武天皇の御代、白鳳二年(647)に大和國宇陀郡の墨坂神社から勧請したのが創祀と伝わる古社で、大和の墨坂神社は式外社ですが、当社は式内社となっています。御祭神は墨坂大神。社伝によると、大和からの部族の移住があって、勧請したものと伝わっています。参道は途中、県道によって分断されていますが、その昔はかなり長いものだったのでしょう。境内に入ると神池があり、中には弁天様を祀る祠があり、立派な石造の太鼓橋(写真2枚目)がかかっている。以前はこの太鼓橋も渡れたようですが、今は柵がしてあって入れません。確かにかなり急な橋なので、怪我をする子もいそうです。向かって正面に立派な拝殿があります。ところがあろうことか、本殿の覆屋は撮ったが、拝殿の写真を撮り忘れてしまった。その右側には農産神社、さらにその右側に西ノ宮神社。農産神社は養蠶大神を祀るというので、養蚕の神なのですが、この芝宮から国道に向かって程なく歩くと、古い蔵のある街並みが続く。これらの蔵は多くが繭蔵で、明治半ばに製糸業で町が繁栄していた頃に作られたものです。
境内に色々な神社が祀られており、広く立派な神社です。裏に公園もあり、綺麗な公衆トイレもあります。
境内も広く立派な神社です。伊能忠敬が測量に来ていたことを示した銘板がありましたが、社務所は不在でご朱印はいただけませんでした。
| 名前 |
墨坂神社(芝宮) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
026-245-3908 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
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墨坂神社(すみさかじんじゃ)。長野県須坂市須坂。式内社(小)論社、旧県社。主祭神:墨坂神合祀:健御名方資料によると、通称は、鎮座地名から芝宮(しばみや)。創祀年代は、天武天皇白鳳二年といわれ、住古大和部族移住に際し大和国宇陀郡榛原より墨坂神を遷祀したものという。「新抄格勅符抄」によると、光仁天皇天應元年(781)十月十四日、神封を奉られたとあり、式内社・墨坂神社の論社の一つ。当社の宝物である甕・横瓮・坩・壷など、大正七年九月に境内から発掘したもので、1600年前のものとみられることから、当地が、古代から開けていた場所だとわかる。須坂の地名は、当社・墨坂神を祀る、墨坂の里からとられたものらしい。とあります。