高台で学ぶ国学の魅力。
賀茂真淵記念館の特徴
賀茂真淵の国学に関する豊富な資料が展示されている場所です。
館長やスタッフの丁寧な説明が感動を与えてくれます。
令和二年度の平常展賀茂真淵と近世国学者の国語研究が観られます。
超ディープだけど個人的には超オススメ!国学が何たるかを知るにもってこいな記念館です。国学って名前は聞いたことあるけどその実態はよく知りませんでした。ここの資料館はわかりやすいビデオを視聴した後、司書と思われる方がお客さんのレベルに合わせて解説をしてくださいます。本当に行けてよかった場所です。ありがとうございました。
素晴らしいスタッフさんの説明でした。大和心が深まりました。有難うございます。
賀茂真淵と彼に関連する人物の資料を展示しています。展示内容は簡にして要を得た構成で、職員の方々が丁寧に説明してくれます。職員の方々の賀茂真淵への愛が伝わってくる施設でした。
高台の上にある国学者賀茂真淵の記念館。入ると左手に窓口がありここで資料がある奥へ入場するためのお金を支払います。初めてだと案内ビデオを観たあとで係員の方が詳しく解説してくださいます。賀茂真淵や賀茂真淵のお弟子さん、賀茂真淵の生涯などなど。
鎌倉から江戸中期までは「あいうえを」「わゐうゑお」だった50音賀茂真淵が国学の礎を築き、本居宣長が発展させた。馬淵には男女合わせ340名の弟子がいたが、楫取魚彦(かとりなひこ 伊能忠敬の遠縁)、エレキテルの平賀源内(ひらがげんない)、盲目の大学者塙保己一(はなわほきいち)も門弟にいた。本居の功績の一つに、混乱があった「お」と「を」の混用について、歴史的な源流を探って正したことが挙げられるという。知らなかった!興味深いのは、一種の正書法が民間主導で進んだ、それも「原点に帰る」成り立ちに従った事だ。元禄の豊かな世にあって自らの言語のあり方を考察していた。「日本とは何か」と考えた基盤が身分も超え形成されていった様でもある。一方でその成果を馬淵死後に私淑した平田篤胤などが神がかり的に利用し、尊王攘夷や討幕に繋がっていった(更には廃仏毀釈などにも至った)と考える事も出来る。
今回で4回目の訪問でした。いつも係員さんが丁寧に解説して下さいます。隣接の縣居神社にも是非お立ち寄り下さい。ここち良い万葉の風とみどりが出迎えてくれることでしょう。
賀茂真淵について全く無知でしたが、職員さんが展示物を丁寧に説明してくれたので、理解することができました。館内は広くは無いですが、職員さんの対応が素晴らしいです。
国学のことがわかりやすく紹介されています。富士山は山梨県のものなのかなって思いました。
賀茂真淵の一生はもちろん、万葉集の研究、枕詞、弟子たち、地域に密着した賀茂真淵の業績を学べます。記念館の方が丁寧に説明してくださいました!写真撮影可能なのもありがたいです!
名前 |
賀茂真淵記念館 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
053-456-8050 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

来るたびに感動します。今回は、松阪へ行く前の予習の為に行きました。説明をしてもらったり、資料をいただいたりして、とてもありがたかったです。(写真は、鈴屋です。)