アントニン・レーモンド設計、厳粛な美。
聖アンセルモ カトリック目黒教会の特徴
アントニン・レーモンド設計のモダンで厳かさをたたえた教会です。
予約なしで楽しめるオルガンコンサートが定期的に開催されています。
見学自由で、美しい聖堂内部は落ち着いた雰囲気に包まれています。
雅叙園と合わせて行く方が多いようなので緊張しつつも見学させていただきました。過度な露出をしていなければ一般人でも自由に見学できるようです。入ってすぐに建築の美しさと天井の高さに圧倒されました。振り返るとステンドグラスから光が差し込み、教会内にパイプオルガンの生演奏が響き渡り神聖な気持ちになりました。
一般向けの見学も実施しており、特段許可等不要で中に入れるようです。何の匂いなのか不明ですが、私がいった時はお線香のような香りが教会内に広がっていました。やっぱりキリスト教なのな外国の方が非常に多く、外交官ナンバーの車も数台停まっておりました。コンクリート造りの建築が非常に美しく、外から入る光が非常に柔らかな雰囲気を生み出していました。都内の宗教施設でも指折りの落ち着く空間でとても気に入っています!
初めて訪問した時は、丁度ミサが始まった時。英語ミサだったので、まるで外国に居るような気持でした。満員の信徒がいるのに驚きました。立っていたら、手招きして席を詰めてもらいました。建物はモダンなスタイリッシュな聖堂です。
今月から前のように予約無しでオルガンコンサートが楽しめます。近くなのでパイプオルガンの音色を楽しみに第一金曜日に訪れました。今月も素敵な演奏でした。
こちらで挙式しました。誓いのキスが無いのが、キリスト教信者でない新婦の親族(特に父)に好評でした。婚前にキリスト教について学ぶ講座があります。
誰でも自由に見学できます。
目黒教会でのミサは目黒教会所属の信徒に限るとのこと、広く一般に開放していると思っていたのでびっくり。私の知識のなさに唖然です。
チェコ出身の建築家であるアントニン・レーモンドの作品。フランク・ロイド・ライトのもとで学び、ライトと共に旧帝国ホテル正面玄関を設計したことでも有名な建築家です。縦15メートル、横30メートル、高さ30メートルの直方体で1956年に完成したとのことです。この教会は「東京都選定歴史的建造物」にされており、これは歴史的な価値を有する建造物のうち、景観上重要なものとして、東京都景観条例に基づき、知事が選定したものだそうです。後部にはステンドグラスが少々あり、側部には採光用のスリットからなかなかいい感じに陽の光が入ります。目黒駅から歩いてすぐのアクセスの良いところにあります。
雰囲気が最高!素晴らしい!
名前 |
聖アンセルモ カトリック目黒教会 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3491-5461 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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建築自体はかなりモダンなのに、厳かさと温かみの両方が感じられて、大好きな教会です。午後には聖堂の後ろのステンドグラスが外光を通し、青く美しい。私はここの『十字架への道行き』が好きで、いつも見入ってしまいます。時々訪れると、とても心が落ち着きます。大きな空間にしっかりと受け止めてもらえたような、そんな満ち足りた思いで帰ります。