歴史感じる越後国一宮。
天津神社・奴奈川神社の特徴
天津神社・奴奈川神社は越後一宮の歴史ある神社です。
茅葺き屋根の趣が感じられ、心が落ち着く雰囲気です。
延喜式神名帳にも記載されている式内社としての格式があります。
手水舎で清めてから参拝。美しい神木がそそり立っている。天津神社の主祭神はニニギであるが、摂末社の奴奈川神社は沼河比売が主祭神。沼河比売は大国主の妻で子は諏訪大社の祭神であるタケミナカタ。この地で生まれたタケミナカタは姫川を通って諏訪の地に定住したとの伝承があるそうだが、古事記ではタケミナカタは出雲でタケミカヅチに追われ諏訪まで逃げたという。いずれにしても、この地に生まれ育った沼河比売を出雲から大国主が求婚しにやってきてタケミナカタが生まれた。沼河比売はヒスイの勾玉を身に付け呪術を発揮して民を救ってきたという。女性英雄神話というのも日本らしい。
平成の大火によって糸魚川の街は大きく変わりましたが、線路の南側の公官庁や高校は昔のまま。そして『天津神社・奴奈川神社』なども火の手を免れました。この『奴奈川神社』の祭神『奴奈川姫』は長野県ととても深い縁の在る神様です。『糸魚川』にとても美しい神様が居るとの評判を聞きつけた『出雲・大国主命』は遠路はるばる訪ねて来て一目ぼれ。『奴奈川姫』を妻に迎えます。生まれた子供が『建御名方神・たてみなかたのかみ』『諏訪大社・上社』の主神です。因みに『諏訪大社・下社』は奥さんの『八坂刀売神・やさかとめのかみ』で二人(神)そろって『諏訪様』と呼ばれています。(『上社』と『下社』に別居中って事に成りますか)『天津神社』は緑に囲まれた神社で、更に周囲は閑静な住宅街なので境内はとても静かです。神社の屋根は茅葺の『神明造り』 雰囲気は『出雲大社』です。鳥居の一番上が真っ直ぐな『丸太状』の鳥居を『神明造り』 上に反っていたり、屋根(笠木)が載っているのが『明神造り』と云います。(順番が違うだけ?)『奴奈川神社』は『天津神社』の『摂社』として本殿の裏に奉られていました。じゃ『田伏・奴奈川神社』にも参拝してこなきゃ。あれ?『天津神社』の説明になって無い。
糸魚川の天津神社・奴奈川神社に参拝しました。現在のところ御朱印はやっておらず、いただく事ができませんでした。
狛犬指数4.0。3対の狛犬がおります。天津神社本殿の狛犬は大型のキレのある彫の狛犬。良い!奴奈川神社の狛犬もアジがある。もう一対は尾道石工の手によるもの。
奴奈川姫に参拝に行かせていただきました。敷地内がキレイで余計なものがないシンプルな神社でした。翡翠採集をするので、ご挨拶が出来て良かったです。
フォッサマグナミュージアムを見学後に奴奈川姫に興味を興味を持ち、こちらの神社にお参りする事にしました。茅葺きの本殿も立派な佇まいです。しかし、全体的に荒れた感じが否めません。肝心の場所には入れませんし、建物の劣化も目立ちます。せめて、神社内の案内板は用意して欲しいです。またコロナ対策で仕方ないとは思いますが、書き置きの御朱印ぐらいは用意して欲しいものです。お守りや御札をしっかり売っているのですから、何故なのでしょう?
越後一宮の一つで、歴史のある神社です。社も立派です。ただ、道を走っていても目立った看板もなく、場所が分かりづらかったです。せっかく立派なので、もっと宣伝してほしいですね。糸魚川市役所を目指して行けば良いと思います。
茅葺き屋根の趣ある神社心落ち着きます。
三ヶ所ある越後国一宮のひとつ。祭神はニニギノミコトほか2柱。3柱祀られる神社ですので、本殿も3つ建っています。とても小さい神社で一宮っぽくないのですが、地元の人達が多く参拝に来ていました。
| 名前 |
天津神社・奴奈川神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
025-552-0036 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
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天津神社・奴奈川神社(あまつじんじゃ・ぬながわじんじゃ)天津神社:『延喜式神名帳』には式内社として「越後国頸城郡 大神社」が記載されていおり、その論社に比定されている。御祭神:中央:天津彦々火瓊々杵尊(あまつひこひこほににぎのみこと)・左:天児屋根命(あめのこやねのみこと)・右:太玉命(ふとだまのみこと)奴奈川神社:『延喜式神名帳』に頸城郡13座の一社として記載されている。「奴奈川神社」という名前の神社は当社の他にも頸城郡内に複数社あり、糸魚川市田伏南村の奴奈川神社(旧郷社)、糸魚川市大字能生宮の上の白山神社(旧郷社)も式内・奴奈川神社の論社となっている。御祭神:奴奈川姫命。