アブチラガマで戦争を考える旅。
糸数壕綜合案內センターの特徴
糸数壕では戦争の状況を深く考えさせられます。
ヘルメットと懐中電灯を持って暗闇の体験が可能です。
ガイドさんの説明が貴重な気づきをもたらしてくれました。
一度は行くべき!
戦争学習として1度は訪れて欲しい場所。リアルに沖縄戦を感じることが出来ました。
糸数壕と書いてアブチラガマと読みます。修学旅行で沖縄にいった時に平和学習の1つとして見学しました。沖縄には大小さまざまなガマと呼ばれている洞窟があり、沖縄戦では日本軍の潜伏先や住民の避難所や野戦病院として利用されていました。糸数壕は元は糸数集落の住民の避難所でした。しかし日本軍は陣地として利用し、戦闘が南下してくると南風原陸軍病院の分室として利用され600人以上の負傷兵で埋め尽くされていたそうです。この中にはひめゆり学徒隊も配属されていました。1945年5月に南部に撤退命令が出て病院が撤退すると、重傷患者は放置されました。そして生き残った住民と負傷兵と日本兵の雑居状態となりました。8月22日になってようやく米軍の降伏勧告により住民と負傷兵は糸数壕を出ることができたのでした。糸数壕を解説してくださったガイドの方が日本が戦争をしていた時の問題を出題してきたので、全問正解するとガイドの方から全問正解したのが2人目だということで誉めていただきそのまま助手をすることになったのは鮮明に覚えています。案内看板によると糸数壕の全長は270メートルということです。住民が避難所として利用していたのは出口付近の限られたスペースで入口の周辺には症状に合わせた病棟や倉庫が点在していたそうです。見学にはヘルメットを着用しました。入口は低くなっていて、頭を下げてやっと入ることができる高さでした。階段をしばらく下りていくと少し広くなっている場所がありこの場所が病棟やベットが置かれているスペースになっているとのことでした。足元は大きな岩が出ている場所もあって注意が必要で、空気も湿気が多く地上とはまるで違う世界が広がっていました。とても貴重な体験と学習ができたと思います。
一度は訪れてほしい場所です。平和の大切さを再確認できます。
ガイドさんの説明が上手く戦争の時の状況もしも自分がそこにいたらどうするのかどんな気持ちなのか、よく考えさせて頂きました。
真っ暗闇の中で手当をしたり……とても大変だったことがわかりました。また、チビチリガマに次ぐ心霊スポットで有名ですが遊び半分で入って欲しくない場所です。ここに入って、ちゃんと学んで欲しいと思います。
暗闇の壕の中では、、当時の皆さんのご苦労をほんの少しだけ体験させていただいた。どんなにか無念であったか。故郷をご両親をご家族の事を思いつつ❗
ヘルメットと懐中電灯装備でガイドさんと進んで行きます。中は照明1つなく真っ暗なのでリアルな現場を体験できます。狭くて暗くて‥‥こんな場所で必死に戦っていたんだと思うと胸が張り裂ける思いです。歴史は「過去の同じ過ちを繰り返さない為にある」と言いますが教科書や本で学ぶだけでなく実際に目で見て体験することも大切だと感じました。
アブチラガマともいいます。平和学習するにはもってこいの場所。ガイドさんの話に引き込まれます。ぜひ沢山の修学旅行生に訪れて頂きたいと思います。完全予約制です。総合案内センターの中にガマの中で収拾された数々の遺品が展示されています。
| 名前 |
糸数壕綜合案內センター |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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戦後生まれで初めて来ましたが非常に考えさせられた場所です。専門のガイドさんに話を聞かなければ全く判りませんでした。