八百屋お七とほうろく地蔵。
金龍山 大圓寺の特徴
幕末の風情が漂う曹洞宗の寺院、慶長2年創立のお寺です。
江戸三十三観音霊場の23番札所として巡礼者に人気があります。
八百屋お七を供養するほうろく地蔵が祀られている歴史的な場所です。
慶長2年(1597)開創の曹洞宗の寺院。当初、神田柳原にあったが、慶安2年(1649)現在地に移設。墓域には、幕末の砲術家であった高島秋帆、樋口一葉を終生助けた小説家の斉藤緑雨の墓がある。手入れの行き届いた庭木の間に立派な自然石が置かれ、心休まる雰囲気が感じられる境内。山門を入ったところに八百屋お七に因む「焙烙地蔵」が祀られている。
私事、江戸三十三観音を巡礼しておりまして、ここ大圓寺さんは二十三番札所になります。江戸三十三観音を巡礼していて感じる事に、それぞれお寺さんの個性と言うか使いたくない表現ですが格差が有ると言う事です。御朱印を拝領させて頂く際も、納経をすれば志納は頂いておりませんと言う所も有れば、止む得ない事情とは思いますが無人で御朱印を缶からセルフで拝領する所までそれぞれ違っています。ここ大圓寺さんでは御朱印を求めますと、わざわざ「お焼香」を用意して頂けました。初めての体験です。もちろんご丁寧に対応して頂き帰りはご住職様に見送って頂きました。感謝です。有難うございます。ここ大圓寺さんでの見どころは、何と言っても「ほうろく地蔵」です。高島平の地名の由来となった高島秋帆のお墓は墓地の一番奥になります。江戸三十三観音の巡礼も残すところ十カ寺余り、どんな体験が出来るか楽しみです。
文京区向丘の都立向丘高校の裏手にある。1597年に神田に創建されたその後現在の地に移転してきた。ここにほうろく地蔵がありこれは八百屋お七を供養するために建立されたものです。また幕末の砲術家高島秋帆や明治時代の小説家で終生樋口一葉を助けた斎藤縁雨の墓がある。国指定史跡となっている墓は境内ではなく少し離れた墓地にある。高島秋帆の墓は崩れかけているので子孫がいるのかわかりません。
見どころの多いお寺です。御朱印も丁寧に対応していただきました。
お七の墓所園乗寺から浄心寺を登ったところに有ります。享保4年(1719)お七の罪業を救うために渡辺九兵衛という人が寄進したといわれる、法六地蔵尊があります。熱した焙烙を頭にかぶり、自ら焦熱の苦しみを受けたお地蔵様とされている。今では、頭痛・眼病・耳・鼻の病など首から上の病気を治す霊験あらたかなお地蔵様として有名です。墓域には富士見御宝蔵番・兼講武所砲術師範役を命ざられた高島秋帆(国指定史跡)の墓所が有ります。境内は広くは有りませんが禅寺らしい静けさを感じます。
八百屋お七の供養塔でもあるほうろく地蔵が祀られている。史実が感じられる寺の一つ。
東京都文京区向丘の曹洞宗 大圓寺の直書き御朱印を頂きに参拝。慶長2年(1597)開創の曹洞宗寺院。創建当初は神田柳原(現在の岩本町から隅田川にかけての神田川南岸は柳原土手と呼ばれていた)にあったが、慶安2年現在地に移り久しく「駒込の大円寺」と呼ばれた。墓域には、幕末の先覚者であり砲術家の高島秋帆、小説家であり樋口一葉を終生助けた斉藤緑雨が眠っている。また八百屋お七とも縁があり、お七が火付けをしたのはこの大圓寺だったという説がある。ちなみに山門真正面にある「焙烙地蔵」は、八百屋お七ゆかりの地蔵なんだそうな。御朱印は以前訪問された方のネット情報を見たら、300円と書いてあったのでお納めしようとしたら、500円になります…との事でした。お納めする値段上がったみたいです。こちらの御朱印を頂こう思っておられる方はお気をつけを。東京三十三観音霊場、昭和新撰江戸三十三観音霊場の札所です。最寄りは都営三田線白山駅です。
大円寺さんは中山道から少し奥まった所に有り道路からは朱色の鮮やかな山門が見えます。その山門越しに見えるのが八百屋お七の焙烙地蔵です。お七は後の物語だそうですがその元となった天和の大火の火元は大円寺さんだと言われており、焙烙地蔵はその縁で大円寺さんに建立された様です。地蔵堂前には首から上の病気平癒に御利益が有るとの事で奉納された沢山の焙烙(素焼きの土鍋)そして丁寧に織られた色とりどりの千羽鶴の束、行き届いた清掃、大切にされているのが分かります。本堂はシンメトリーで格子越しに見える障子まで左右対称に開けられていて正面から拝見すると端正に整えられ威風堂々としている。気持ちが良い。先ずは合掌、本筋とは外れますが、大円寺さんに伺う度に思うのですが、隅々まで行き届いている。境内が乱雑に感じたことは一度も無い。お寺さんの努力が見て取れて毎回気持ち良く参拝させて頂ける。これには感謝。なお墓域には高島秋帆(樋口一葉由縁)、斉藤緑雨(西洋砲術家)のお墓があるそうです。
※私の評価は途中からではありますが、私如きが神社仏閣を評価なんてとんでも無いと思い基本普通の★3にさせていただいています。八百屋お七のお墓がある円乗寺さんへ向かっている途中に前を通り気になったのでのぞいてみたら八百屋お七の供養のために建てられたお地蔵様を祀ったほうろく地蔵との事なのでお参りさせていただきました。ナビでは違う道を通るはずだったのが方向音痴の私が道を尋ねた所、こっちからも行けるよ!と教えていただいた道の途中でした。目的地だった円乗寺さんもお七の比翼塚がある駒込の吉祥寺さんで近くにお七のお墓があるお寺があるから行ってみたら?と教えていただいたので向かっている所だったのでお七に呼ばれたご縁な気がします。小さいお寺さんでしたがすぐ横に高校が有り高校生が部活中だったりしてほのぼのした感じでした?あと、目黒の大圓寺さんと同じ名前ですが何か関係があるのでしょうか?目黒の大圓寺さんにはお七がおこした火事で燃え落ちた橋の再建で橋に使った材料の石と同じ石の碑とかがあり、何故か境内の外敷地の門辺りにちょこっと勢至菩薩様が祀られてたりしたのでそちらでもお七に呼ばれたかとご縁を感じたのですが。
名前 |
金龍山 大圓寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3813-1321 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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ほうろく地蔵で有名な静かなお寺。中山道歩きで立ち寄りました。ほうろく地蔵の隣に庚申塔が3つ(青面金剛と三猿)ありました。三猿の庚申塔はかなり古く延宝3年(1675年)のものだそうです。