北向地蔵尊の歴史を感じて。
北向地蔵尊の由来昭和四年頃、当時は東成区南生野町三丁目五十九番地で、付近は杉林であった。(現 生野西公園)当地域内の宅地造成中に、岩田此吉氏の 長男(当時二才)が首の無い地蔵尊を見つけて遊んでいたのを修復し、当時町内の有力者であった和田万次郎氏が、現公園内の子供の安全・健康・成長を願い安置された。当時から首無し地蔵尊と呼ばれ、町内に住民から親しまれ、参詣の絶えない地蔵尊であった。その後、昭和十七年東成区から生野区に分区され、生野区南生野町三丁目となった。戦後、土地改発により、住宅が増え、昭和二十八年八月移転改装され、昭和三十五年二月移転再建と付近を転々として、昭和三十六年一月、田中いわゑ氏(田中正夫氏母)の御好意で現土地に落着き、再々建後、入魂祭が行われた。その後、四十年を経て老朽化している処、田中文子氏が 故道雄氏の一周忌供養にと、改造修復を願われ平成十一年十二月十二日 地域住民の協力の下、落慶法要が盛大に執り行われた。
名前 |
北向地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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通りから路地に入った所に在ります。