ぽつりと佇む檜皮葺本殿。
清守稲荷神社の特徴
檜皮葺本殿が特徴的で、趣を感じられます。
ぽつりとしたお社があり、静かな雰囲気が漂っています。
倉稲魂命を祭る歴史的な神社で、由来に思いを馳せてみてください。
由来等不明ですが、調べてみると昭和50年の岡山市史では、天保年間に御祭神を倉稲魂命として上内田町に建立となっています。倉稲魂命とは宇迦之御魂神(うかのみたまのみこと)であり、「うか」は穀物や食べ物を表すことから農耕神とされていて、稲荷神社の祭神です。なぜ、この旭川西側の川沿いに農耕神が?と疑問に思いますが。江戸時代の岡山藩主・池田忠雄の時代には、現在建立されている辺りは上内田町と言われ、岡山城下では3つあった魚市場の1つがありました(上内田の魚市場は明治まで続いたそうです)。さらに上内田町の前(宇喜多時代の前)は、「御野郡内田村」であり一帯は農村だったとそうで、農村神である倉稲魂命が祭られたと思われます。なので、こちらに鎮座された歴史はかなり古いと言えます。
ぽつりとお社がありました、あまり手入れされてないようなので また掃除に行こうと思います。
名前 |
清守稲荷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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小さいけど檜皮葺本殿なのが良い。