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民家の裏手を左へ進むと、18段の石段があり、そこを上ると広い境内があります。一間半×二間と比較的大きく、竹林を背にした重々しい雰囲気があります。本尊は、観音善薩摩座像で、左手に蓮華、冠帯があります。お堂入口の寺銘額には、「東光山」とあります。お堂の近くには、墓地があり、天和三年(1683年頃)に建てられた板碑地蔵があります。これは、東向寺と関係があると思われるそうです。『鹿郡旧語伝記』には、「隈部の菩薩所の跡。本尊観世音。下古閑にあり。日輪禅寺の末寺なりと云う」とある。隈部氏は、城村城主で国衆一揆の戦いで、佐々成政に破れた肥後国衆の一人。城村城は、菊池隆経が元寇の頃に築いたとされている。(山鹿双書四・旧山鹿郡三十三か所札所巡り・児玉徳夫講演録より先生講演録より引用)