不動明王と八ツ橋、聖護院の歴史。
聖護院門跡の特徴
修験道の総本山として、900年の歴史を誇る寺院です。
不動明王のパワーが感じられ、狩野派の襖絵が立派です。
皇室や摂関家ゆかりの寺院で、宮廷文化が色濃く残っています。
修験道の本山です。京都大火の際、天皇が避難し仮御所となった所です。ドラマで内裏の撮影として使われるそうです。
聖護院と云えば聖護院八ツ橋や聖護院大根など、京都でよく耳にする「聖護院」という名前ですよね聖護院門跡がある場所で作られたことが由来だそうです聖護院はあまり知られていない寺院ながら、900年の歴史を持ち、代々、皇族か摂関家が門主(住職)を務め、宮廷文化が色濃く残る煌びやかな寺院です役行者を宗祖とする本山修験宗総本山でもあり拝観は境内自由特別拝観時のみ拝観料が必要なようです。
御本尊:不動明王宗派:本山修験宗当寺の開山は園城寺の僧・増誉(ぞうよ)と伝えられています。寛治4年(1090)、第72代・白河上皇の熊野詣の先達を務めていました。この功により、増誉は初代の熊野三山検校(熊野三山霊場の統括責任者)に任じられ、役行者が創建したとされる常光寺を上皇より下賜されました。増誉は新たな寺名として「聖体護持」から文字を採って後に聖護院と改名し、熊野神社を鎮守社としました。聖護院は長く皇族、摂関家出身の門跡が入っていたとされ、第88代・後嵯峨上皇皇子の覚助法親王が70年にわたって門跡の地位にあって、園城寺長吏や鶴岡八幡宮別当、熊野三山検校を兼ね、門跡寺院としての地位を確立させました。庭園奥の不動堂が本堂で、創建当初の御本尊、不動明王や役行者像が祀られています。また、寺務所棟二階仏間にて聖護院最古平安時代の不動明王、阿弥陀如来等が鎮座し、秋の特別拝観以外の日はこの2ヶ所を参拝できます。拝:2024/04/03
丁度秋の特別公開が開催されており、係りの方が丁寧に説明をしながら案内をしてくれました。おかげで興味深く拝観をすることができました。その中でも障壁画はとても素晴らしくて、間近に見られるものもあり、思わず顔を近づけて見入ってしまいました。この日はお天気も良くて、神社仏閣巡りを存分に楽しむことができました。
2023年2月21日参拝しました。不動明王様のお寺です。見事な枯山水と不動明王様。2階の仏間もありゆっくりと参拝できます。御朱印は梵字になります。
2023年2月2日に訪れました。節分祭で盛り上がる京都はこの時期、あちこちで鬼が出没します。ここ聖護院門跡も明日の追儺式を控え、鬼がいます。…って、親切に写真撮影に応じて下さる鬼にちょっぴり癒やされ、この節分の日は宸殿が開放されるので不動明王や蔵王権現にも会えて得した気分。本堂前で50円のロウソクを購入すると、有り難く大声で唱えて下さり、ご利益を得たような気持ちになります。2月3日の本番を控え、楽しみです。
撮影ができなかったのですが、不動明王のパワーが凄すぎで、近寄れなかったほどです。聖護院を説明してくださるお姉様方ありがとうございました。
聖護院は、役行者を開祖とし、修験道の総本山です。三井寺の増誉大僧正が白河上皇、熊野御幸の際、先達を勤めた事により、(聖体護持)をたまわり、それより2文字をとり 聖護院とされました。その後、天皇家から入寺された事より門跡寺院となり、檀家を持たない御寺と言われます。又、大玄関、孔雀、太公望、波の間の襖絵が見事で、狩野永納、益信筆が画いています。1箇所だけ撮影する事ができます。お庭も見事で、遊び心のあるお寺の方がかわいい仕掛けを作っておられます😊
聖護院門跡と言えば、往時は鴨川まで広がる寺域を誇った名門寺院。今はそこまで広大では無いが、綺麗に掃き浄められたお庭やすべて真筆の狩野派の襖絵が見事です。本山修験道と言うことで、不動明王の仏像が多数あって、本堂のお不動さんは目の前まで行って眺めることが出来ます。秋の特別公開ではお寺の職員さんが30分毎に案内してくださるのでより詳しく知る事が出来ます。お土産にお庭の大銀杏から取れる銀杏を買っても良いかも。あと御守り類がとてもお値打ち価格です。
名前 |
聖護院門跡 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-771-1880 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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【聖護院(しょうごいん)】2024.9.22㈰修験道(しゅげんどう、山伏)といって山に籠って厳しい修行を積み、悟りを得る寺院の総本山です。聖護院は広大な寺領を持ち、その1角に幕末の京都守護職「新選組」の練兵場があったそうです。会津藩の軍事機密とされたためか、はっきりとした演習記録などは現在見つかっていないそうです。院内の庭は綺麗に整備され、所々に可愛い猫の置物があります(写真あり)。こちらには「京都守護職新選組巡礼」で新選組結成160年記念の「巡礼会特別朱印台紙(1500円、写真あり)」を買って、それぞれ3寺(壬生寺、聖護院、金戒光明寺)に行ってスタンプと日付を記入してもらうイベントがあって、それにこちらの寺院のを頂きました。新選組の青色を背景に白い文字が印刷された台紙(写真参照)です。もう朱印台紙にスタンプ代も入っているので追加でお金を払う事はありません。また限定の新選組御朱印(書置き、確か800円)も頂きました。通常の御朱印も3種類ほどあります。門前にある駐車場は月極駐車場と聖護院 御殿荘(旅館)専用になっています。参拝者はスタッフに声を掛ければ院内に数台停めれると思います。