妹川地区の隠れ本家、久留米水天宮。
妹川地区の中心地で県道の奥まったところにひっそりと建っています。巨瀬川源流近くにあり神社の裏手には、森の繁みの中にちいさな滝があり、池だまりの中に三角の縄の張られた岩が神秘さを漂わせています。ここは、源平合戦で破れて来た巨勢一族が、水神を祀ったのが始まりだと言われています。古くから続く水天宮に、江戸時代有馬藩主が久留米瀬下に水天宮を創った際に、とり潰したと言う歴史があります。こせという文字も、時代の移り変わりに伴い、高西から九十瀬となり巨勢となり川の名前にのみ残っています。
| 名前 |
高西郷水天宮 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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私は平家の末裔です(持論)全国の水天宮の本家は久留米の水天宮とされていますが、ここが本家という説あり。理由①地元の方の伝説。②久留米藩に取り潰されたのは利便性の良い久留米中心部に移転させる為。③壇ノ浦の合戦の際に落ち延びた平清盛の弟の平経盛が、この付近にあった妹川城の城主であったこと。平経盛は戦では功績を上げていないが、平家の舞芸の指南役であったと言い伝えられている。武闘派では無く知的な性格であったと思われ、その性格ゆえに生き延びられたとも考えられる。