冷たい清水が流れる、神守る小社。
下御井神社の特徴
下御井神社は冷たい清水が流れる場所に位置し、独特の空気感があります。
井戸を守る神様が祀られ、静かな雰囲気で厳かな印象を与えています。
階段を降りて多賀宮にお参りする独特の参拝スタイルが魅力的です。
御饌に用いられる水は基本的にこちらから汲み出されたものが用いられるようです。覆屋を開けて柄杓で水を汲む様子は映像でしかみたことはありませんでしたが、ここがその場なのかと実感することができました。谷筋に位置しており山からの水が伏流しているようです。社殿としての駒札などは設けられていません。年始には多くの方が参拝されており、降り帰り際に一枚だけ撮影させていただきました。
241230(月)お参りが夕方になり、神職の方お二人がお賽銭を集めに来られていたのでお社があるのが判り、初めてお参りさせて頂く事が出来ました。下御井鎮守社(しものみいのまもりのかみ)北隣の敷地は遷宮諸祭のうち一番最初に催行される山口祭の祭場であり、神宮の御料水の守護神です。
気づかずに帰ろうとした所、伊勢の参拝でお会いした方にこちらの参拝を勧められて辿り着きました。伊勢では沢山の知らない方に色々教えて頂きました。こちらの神社も私達だけでは参拝が叶いませんでした。
豊受大神宮(外宮)所管社下御井神社しものみいのじんじゃ祭神は下御井鎮守神(しものみいのまもりのかみ)神々に供える水を汲む井戸で上御井神社の予備の井戸だとか。イレギュラーな神社の一つで神明造りでは有りません。
考察こちらは、下御井神社ですが、外宮には、上御井神社(別名 忍穂井神社)(忍穂耳様の生まれた神社)という神社があります。そちらの神社には、一般人は、参拝できないように札が立ててあります。場所は、外宮正殿の西側250㍍にある藤岡山の麓です。住所は、伊勢市山田です。その場所は、嘗ての高天原でした。イサワノミヤと言って、今の名残は、伊雑宮ですが、イサワノミヤというのは、伊勢志摩の海側にもあり、漢字で、伊射波神社(イサワ神社)もあります。外宮の住所は、伊勢市山田です。嘗て日本政府の転覆するような、大内乱がありました。ハタレ内乱です。この元凶は、イサワノミヤの宮に住むアマテルカミ様の妃13人の内の北陸出身のモチコ様とハヤコ様でした。この二人を「ヤマダのオロチ」(山田の大蛇)た喩えたのです。さて、オシホイカミというのは、第9代アマカミのホシホミミ様のことです。オシホミミ様とは、別名 箱根神(箱根神社の本来の隠された神)、太郎坊と言われています。諱は、オシヒト様です。そして、アスカホノアカリ様とニニギノミコト様の父親です。イサナキ様とイサナミ様の孫であり、2代目オオヤマスミのサクラウチ様とカモサワヒメ様の孫でもあります。つまり、父親と母親は、第8代アマカミのアマテルカミ様(天照大神様)とセオリツヒメ様(ホノコ様、ムカツヒメ様)と言うことです。何故ならば、外宮境内(敷地)に、この神社があるのかと言うと、オシホミミ様は、この場所で誕生されたからです。この場所は、今でこそ外宮境内となっていますが、かつては、アマテルカミ様の妃達13人が暮らしていた御宮だったと言うことです。今の伊勢の神宮は、大改造された神宮なのです。伊勢志摩の磯部に伊雑宮(イサワノミヤ)がありますが、あの場所は、ほんの一部です。イサワノミヤは、本来の政治を司る高天原なのですから、物凄いデカイものだったはずです。そのイサワノミヤの建築デザインや指揮は、アマテルカミ様の実姉であるヒルコ様(ワカヒメ様)の夫であるオモイカネ様(アチヒコ様)が担当されたのですから。オモイカネ様は、アマテルカミ様誕生の時に臍の緒を恵那山に埋めた方です。恵那山には、恵那神社があり、アマテルカミ様が産まれたときに体を洗った池の跡地があります。アマテルカミ様を取り上げたのは、イサナキ様の姉であるシラヤマヒメ様(白山姫様)です。話を戻しますと、この神社の代わりになっているのが、下御井神社です。下御井神社も外宮境内にあり、こちらは、参拝できます。場所は、多賀宮の階段を上がる前に直進した場所です。何故、多賀宮の近くにあるのかと言うと、オシホミミ様は、父親のアマテルカミ様もそうでしたが、トヨケカミ様(豊受大神様)を大変尊敬されていました。帝王学を学び、この国の建国の祖神であるクニノトコタチ様の教えを受けていたのです。ですから、トヨケカミ様の統括地のヒタカミ国の仙台多賀城あたりにアマテルカミ様とオシホミミ様は、一時的に留学されていたのです。琵琶湖の多賀大社は、そんな謂れの大社です。オシホミミ様は、琵琶湖から仙台多賀城(塩釜)に都を遷都されたのです。ですから、シホツボがあるのです。ツボとは、古代の都の跡を示すものです。伊勢の神宮を参拝する時の順番に外宮からするように倣っています。その順番は、内宮のアマテルカミ様が、外宮のトヨケカミ様を尊敬されていたから他ならないからなのです。また、トヨケカミ様は、アマテルカミ様の母親イサナミ様の父親でもありますからね。トヨケカミ様を尊敬する上御井神社祭神のオシホミミ様です。By ロックベル。
外宮で毎日欠かさず行われる日毎朝夕大御饌祭。その御水を頂く上御井神社のバックアップでもある社。
水神を祀る神社特有の素晴らしい空気がある。
下御井(しものみい)神社。
御祭神:下御井鎮守神創建は不明です。ですが、延暦23年(804)成立の止由気宮儀式帳という書物には「御井」や「御井神」という語句が記載されています。もしかすると、延暦23年以前には既に祀られていたのかもしれません。当社は豊受大神宮(外宮)所管社で、御祭神の下御井鎮守神は水神と伝えられています。上御井神社と同様、外宮の御料水の守護神、御料水を汲み上げる井戸の守護神として崇敬されています。拝:2020/08/07伊勢神宮125社(66/125)
| 名前 |
下御井神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0596-24-1111 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
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細い道を進んだ奥に鎮座しています。お詣りする方も少なく静かです。