歴史ある雰囲気と接客が魅力。
食堂旅館かつみの特徴
昭和情緒あふれる雰囲気を楽しめる旅館です。
NHKの放送で紹介された、心温まる老夫婦が営んでいます。
鮎釣りを通じて感じられる、素晴らしい接客体験があります。
鮎釣りをしていると神経痛が治る大将と上品な女将さんがいる昭和情緒のある旅館です。
食堂をランチに利用。レトロな雰囲気がよいです。提供できない場合があるので事前にお電話でお問い合わせをしたほうが確実です。素朴な味わいが◎!!
女将も大将も気さくでアットホーム的な店。
年始の一月に伊勢神宮へ大阪から歩いて参った。その道すがら、峠を越えて滝原に寄り道した。先に瀧原宮に参るためだった。前日に足を怪我しており、滝原に着くころにはすでに日が暮れていた。真っ暗闇の瀧原宮(正月は夜も参拝可)を参った。本当はもっと早くに着くはずだったので、遅れると詫びの電話をかつみ旅館に入れていた。受け答えのしっかりした婆さんだった。行く前はどのつく田舎の老夫婦がやっている旅館のイメージで、予約が本当に入ってるのかどうかさえ怪しんでいたが。瀧原宮から少し先にあるかつみ旅館に足を引きずって歩いている途中、何度か私の横を軽トラが行ったり来たりした。3度目くらいに軽トラは横に停車して、中から小柄なおばあさんが話しかけてきた。私は今日予約している松村で、向こうは今日予約されているかつみ旅館だと互いに確認し有った。そして旅館まで残りの道を乗せてもらったのだった。もう少しだと思っていたが、案外遠かったので、迎えに来てくれてよかったと感謝した。唯一この旅館について知ることのできた、グーグルマップのいくつかのレビューの通り、食事が素晴らしかった。女将の実家の畑で今朝採れたという山芋の仲間の煮付けは、ひとくちサイズのものが皿にに5、6つ盛られていたが、鮎よりも先に平らげてしまった。味噌汁は素朴な田舎味噌汁で、都会のスーパーで買うような材料では再現不可能である。カウンターの横でいつもテレビか新聞を見ているご主人が今日釣ってきたという、天然の鮎は驚くほど太っていて、味噌煮、塩焼きをはじめとした様々な調理方法で皿に振り分けられていた。すべて頭からかぶりつき、残さず食した。来る前にわからなかったことの一つは、風呂があるのかないのかである。ないわけはないと思えど、ある保障はない。そういえば電話で聞くのを忘れていた。ここで答えを書くと、よく手入れされた、少し広めの桶がある風呂がある。そして予想だにしていなかったことに、温泉。ラジウム温泉を引いていると書いてあった。滝原に来て温泉に入れるとは思っていなかった。部屋は田舎の畳にお布団。母に連れられて田舎の祖父母の家に泊まりに行った時のことを思い出した。自然や風土と触れ合えることが至上の贅沢だと考える私にとって、この場所は至福だった。…大台をはじめ、滝原周辺は地形が荒く、民家のある高台から深く渓谷の底に川が流れている。橋という橋は絶壁の合間を渡している。風の吹く夜は谷間の闇から激しい水の音が聞こえて来る。歩き疲れて孤独を感じると、自然に対する恐怖を覚える。
滝原の駅に行く道の入り口です。
この旅館をされているご夫婦はNHKの新日本風土記2013年11月15日放送で出演されています。夫婦で旅館をされており、とてもアットホームな旅館でした。何より食事で天然の鮎を頂けます。ご主人が自ら釣って来られた天然物で、僕に出して下さった鮎は子持ちの特大サイズでした。天然物は苔を食べているので、食べると川の風味がします。養殖物では決して味わえない風味です。鮎の塩焼き、甘露煮、揚げ物、どれも最高でした。ご飯も親戚の方が作られたお米だそうで、かなり美味しかったです。お風呂も、活性炭により水を活性化、軟水化させた24時間入れる健康風呂で、このお風呂に入っていれば長生き出来ると思いました。食事は1階のお店で食べますので、宿泊しなくても天然物の鮎の定食を頂けます。ご夫婦が、とても気さくで感じが良くて居心地が良かったです。インターネットサイトには載せておられないとの事で、食べログにも出てこない穴場の店です。また機会があれば立ち寄りたいです。
優しい老夫婦が営む民宿です食事のみでしたが細かな所に気が付く接客は素晴らしいと思います雰囲気も良く、古きよき情緒のある場所です海外の方は翻訳機能を使って意志疎通が出来れば泊めさせてくれるとは思います。
アットホームな、お店です❗
名前 |
食堂旅館かつみ |
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ジャンル |
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電話番号 |
0598-86-2752 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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歴史ある雰囲気の宿と女将さんの素晴らしい接客で気持ちよく過ごせました。素泊りで利用してしまいましたが、食事を頂けば良かったと後悔しました。「客を選んでいる」というコメントがありますが、取引相手を選んではいけないという法律があるわけでも無く、事業主さんの当然の権利です。そのような常識も踏まえていない客を電話の会話だけで見抜いて断ったということは、宿が適切に客を選んだ結果だと感心いたしました。