美しい桃山庭園で心安らぐひととき。
第42代の永井行典住職が昭和41年に整備した桃山様式の枯山水庭園。京都の竜安寺、天竜寺、青蓮院などを手入れする庭師、前田義治郎、上山嘉一の両氏が手がけた。庭石は奈良県橿原市の橿原神宮裏の大和石34個を使用。鰐塚山を借景としている。一時期はこの庭園と国宝(現在は国の重要文化財)の三尊仏、そして精進料理を目当てに観光バスが押し寄せる人気の観光地だったが、現在は精進料理の提供は行われていない。第45代の永井義寛住職により隅々まで丁寧に管理された庭園は、毎年2月になると梅の香りが漂い、見事な景色を拝むことができる。拝観料に定めはなく、入口の志納金箱に「志」を入れるしくみ。令和3年2月11日~15日には、例年遅咲きの樹齢約300年の紅梅が早めに花開いたため、約10年ぶりに庭園内の梅が咲きそろい、地元の写真家からたちをうならせた。
名前 |
萬福寺・楽山園 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
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梅の樹だけではなく、全てが美しかったです。