歴史感じる、日蓮宗の聖地。
北向き穴観音の特徴
北向き穴観音では、岩壁をくりぬいた穴に題目塔や社が祀られています。
200年前の苛烈な宗教弾圧の歴史を感じられる場所です。
アクセスは階段を上る必要があるため、訪れる価値があります。
そこそこ広い駐車スペース有り。看板から左右に道がありますが、参道は向かって右です。左はハイキングコース。どちらも害獣除けの扉がありますが、閉めるのを忘れずに。
道沿いかと思ったら、ケモノ柵を開けてからの階段でしたが、行く価値はあります。とても素敵でした。
階段をかなり上ります。登り口に竹製の杖がありますので、お借りするといいですよ。
宗教弾圧の歴史を感じました。
矢田の北向き穴観音由来日蓮宗不受不布施派における内信とは、禁教法度の前に、表面上h他宗の檀家となりながら、心中不受不布施の道念を指している。本来不受不布施信仰の中心は曼荼羅に尽きる。その点現在この観音様が不受不布施信徒によって祭祀されていることは奇異にうつるが、宗旨法難時の内信聖域としての尊崇と、観世音菩薩観との、ごくおだやかな信仰的集合性が感ぜられる。まさに当時の信者たちは、総滅的禁圧法度の眼を潜って、この観音様の慈眼を隠れ蓑に内信を厳修し、道念堅固の道場としたので会った。<日蓮正宗不受不布施 矢田講社案内版より>慈眼視衆生(じげんじしゅじょう)「観音様は何時もやさしい、思いやりの眼をもって私たち生きとし生ける衆生を見てくださる。」
岩壁をくりぬいた穴に題目塔と社が祀られています日蓮宗の聖地です。
名前 |
北向き穴観音 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.9 |
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こんな山里で ほんの200年前に そのような苛烈な宗教弾圧があったことが驚きです。きっと信者の人は「観音さまにおまいりに行ってくるわ。」って言て 役人の目を欺き こっそりお詣りしていたのでしょうね。