的場のお堂で感じる歴史の深さ。
∗∗浜松市旧引佐町的場の長福寺 ∗∗のどかな山里の小さなお堂 脇侍の横に石仏が並んでいる よく見ると胴体が割れたもの 顔が打ち砕かれたもの 六躰有るはずの地蔵が三躰しかない∗∗∗∗廃仏毀釈の痕∗∗∗∗文明開化の嵐が過ぎ去った後 小さな石仏を生きる拠り所にしてきた人々により 拾い集められ 不完全ながらも再びここに安置されている文明が文化を凌駕してゆく その不完全さゆえに 歴史の営みの深さが 心に響く。
名前 |
長福寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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通称は「的場のお堂」で、なんと!藤原期から室町期の仏像があります(阿弥陀如来、四天王、弘法像)。「土足禁止」の注意書きを見落として靴のまま上がったら、近所のおじさんに注意されました。皆さん、靴は脱いでから上がりましょう!