懐かしい里山と玉泉寺の景色。
梅林山玉泉寺からの遥かな眺めは懐かしい里山の風景です。少し裏に廻ると棚田の風景も美しくいつまでも眺めていたくなります。梅林山ですが、丹波栗が名産で、玉泉寺の栗は素晴らしいと評判でした。かつて夕暮れ時、玉泉寺の鐘の音が武吉の里に響いていた時は、童謡の中に入り込んだようでした。また山霧の里でもあり、霧が山間より立ち昇るさまは、水墨画の世界のようでもありました。眼下に望む上林川は由良川となり、「由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな」と詠まれました。廃仏毀釈で廃寺になった真言宗の薬師寺にあった大日如来座像も村人の協力で境内のお堂に祀られています。臨済宗南禅寺派、本尊は釈迦・文殊・普賢です。
名前 |
玉泉寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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玉泉寺には、木造の大日如来坐像があります。もとは薬師寺にありましたが、明智光秀が福知山城を築く際、材料として寺の建物を壊して運び出し、残されたこの像は村人たちが大切に保管し、今はこの玉泉寺に祀られているということです。