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瑞竜山祥雲寺 上山田小字館 本尊釈迦如来。曹洞宗永平寺派智源寺末、開基は、塩見筑前守隆祥(佐々木氏の流れ)。永正二年に建立した。永正元年、隆祥の父戦死により、「祥雲寺殿塩翁隆見大居士」と戒名をつけ、寺紋も「四ツ目結」(近江源氏の家紋)である。開山は、ミン嶺覚浦和尚(元禄九年一月二十四日寂)。年中その他、鬼子母神像(二体)、四天王像(三体のみ、毘沙門天、広目天、増長天)、大黒天像(江戸時代作)などがある。他に、釈迦如来像、七面天女像、三十番神がある。伝説としては、行学院日朝上人の眼病平癒の由来書という、長享二年の「南無妙法蓮華経」の石塔がある。現在の七面堂は、昭和二十八年建立したものである。講中は五十戸である。(『野田川町誌』)