荒神の清水で旅の無事を祈る。
荒神社の特徴
姫川源流部湿地帯の丘に位置する神社です。
荒神の清水として古くから親しまれています。
旅人が喉を潤し、無事を祈った歴史があります。
ひっそりした社。
姫川源流部湿地帯に浮かぶ丘の上にある荒神社。13世紀末、鎌倉後期の戦乱混迷のなかでこの地に潜んだ長澤氏によって、1300年に出雲大社から勧請して建立したものと言われています。しかし、荒神は地の神であるので、縄文時代からこの辺りの丘陵や段丘上で集落が形成され農耕地が開かれていました。その後、豊富な水に恵まれたこの地で稲作もかなり早い時期から始まっていたので、姫川の水の恩恵に感謝する意味で、古代の住民たちが丘の上に地の神を祀っていたようです。それが起源となって荒神社が創建されたのではないでしょうか。
姫川源流の湧水の南側,ちょっとした丘の上に鎮座しています.案内板には,出雲から勧請したとありますが,荒神と名がつく以上,民間信仰に端を発するものではないかと思いました.案内板には,「姫川源流は,昭和50年代に整備されるまで”荒神の清水”と呼ばれ,人々に親しまれていた.古から,塩の道を行き交う旅人は,この清水で喉を潤し,八代に旅の無事を祈ったものである」と付記されています.
名前 |
荒神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.4 |
周辺のオススメ

姫川源流に行く途中にありました。小さな神社です。