甘南備山の頂で感じる神々の息吹。
神南備神社の特徴
神南備神社は昔から多くの神々を祀る歴史ある場所です。
標高221mからの景色は、訪れる価値がある絶景です。
参道は舗装されていますが、距離感には時間がかかります。
甘南備山の山頂にある神社です。「カンナビ」は神南備、神南火など色々な書き方をしますが、いずれも山地の端、端山にあるのが共通するところです。ここ、薪の甘南備山も端山の地形です。神南備神社へは北側から入ります。玉垣を見ると軒に薬師如来の薬壺の印がありますね。近くにある甘南備寺跡が薬師如来ですから、その印を付けるということは、神社よりもお寺の方が先に成立していたのでしょう。また、「天子は南面し、臣下は北面す。」平安京の大極殿で南面した天皇が見る先にある山が甘南備山になります。神社がメインなら大極殿に北面するはずですけど、甘南備寺跡の方向を向いていますから、やはり境内社だったような配置ですね。さて、神南備神社は奥宮、薪神社が里宮の関係にあり、麓の薪神社のご神体は甘南備山頂にあります。甘南備山に行く人は薪神社の牛の石像を撫でて足腰の安全を祈願してから向かうようにと薪神社の案内板にありましたが…、当の私が登山当日に撫で忘れて登山、途中の階段で転倒して土だらけになりましたが一応無傷だったところです。前に一度薪神社で撫でていたからこの程度で済んだのでしょうけど、やはり神南備神社に行く前には薪神社で牛を撫でるのがポイントです。これ大事。
甘南備山の頂上に鎮座している「かんなび」とは古来、神の御座所のことで、社殿を持たなかった時代には山嶽(さんがく)や森林などを神の御座所とし「神の社」「かんなび」「みもろ」と呼んでいた。神南備神社は、延喜式の制で小社に列せられたが、明治6(1873)年には村社格に、明治10(1877)年には延喜式内甘南備神社となった。 昭和5(1930)年に、神殿・神門・板塀と社地を取り巻く石柱・石の玉垣・石の鳥居が完成、現在の姿となっている。アクセスは、甘南備山登山口より、雄山山頂になり60分です。
この神社は、付近の神社より高い所に有り、信仰の中心か目印に成っていたことが分かる。また、山頂からの景観も素晴らしいです。
参拝目的で来る人は少ないように感じました。石の玉垣(瑞垣)を見ていると、とても歴史が感じられます。木々を伐採して少しサッパリしたようです。
古くからこの場所で多くの神を祀って来たのだと思うと考え深いです。
舗装道路はなだらかな分距離が長く時間がかかります。旧道は山道で傾斜が強いですが距離は短く早いので登山時は舗装道路、下山時は旧道がオススメです。
元旦のお昼にお参りに登って、参拝するも人気少なく寂しい神社。朝早く行くと地元の人々で、賑わっていると聞く。
神南備神社と甘南備山で字が違うので迷いますがほぼ同じ場所です。休日は訪れる人もそこそこにあり見た目以上に賑わっています。寂れた感じが史跡マニアの心くすぐるのでは無いでしょうか?自転車乗り入れ禁止ですが押してなら登れます。時間掛けずに行けるので計画なしでも安心です。
山の上に鎮座される神様です。神奈備神社という表記もあります。甘南備山にあり、混乱します。本来は山そのものが御神体とか。現在は採掘禁止ですが、水晶の小さな結晶が見られる事からも神聖な山であることに納得がいきます。ですから山の物は大切にしないといけない気持ちになります。所々に地層が見られ、山が隆起したような形になっています。京都から見て風水で朱雀の方位の山と言われます。神社への最後のアプローチは最後の坂道が急です。手摺がありますが階段ではありません。途中までアスファルト舗装された道を行きますが最後はちょっとした山道となります。靴はそれなりにしっかりしたものをオススメします。アクセスは登山口に駐車場があり車でも訪れる事は可能です。そこまでは車1台分の幅の場所があります。駐車場も沢山無いので満車の場合は諦めるしかありません。山道はトイレが二ヵ所あります。山は野鳥や桜を楽しめます。広場や展望台もありますので家族でこられる方も多いです。ただし、山ですので一歩入れば、蜂、蛇、崖、倒木等のリスクがあります。それなりにの格好と水等の持参をオススメします。緊急時でも舗装された場所には緊急車輌がこれますので、緊急時に場所を伝える記号が要所に有りますので確認はしておきましょう。
| 名前 |
神南備神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
甘南備山の山頂にある神南備神社。入口の鳥居は別世界への入口見たい?神社の裏手が甘南備山山頂です。