矢掛宿で古き良き時代を体感。
旧矢掛脇本陣高草家住宅の特徴
旧山陽道の宿場町矢掛宿で歴史を感じられる場所です。
大高草小路に位置し、蔵に挟まれた美しい路地があります。
宝歴8年からの伝統建物が今も残っており、立派な姿を誇ります。
旧山陽道(西国街道)の宿場町「矢掛宿」の脇本陣です。国の重要文化財に指定されています。土日のみ中を見学できるようです。入館料は大人300円です。髙草家の祖先は因幡国の守護山名氏とされ、戦国時代に矢掛に移住したとのこと。「東平田屋」という屋号で代々金融業を営んで財をなしたそうです。普通、町家は間口が狭く奥行きが深いところが多いですが、髙草家は繁栄するにつれ左右の土地を買い増し、間口17間(約33m)ととても広く、敷地面積は本陣に次ぐ規模とのこと。入館すると奥に続く土間やお庭を見学できます。お座敷は覗き見る感じです。要所要所でQRコードを読んでYouTubeの解説動画を見ながら見学しました。奥にある内蔵はとても厳重な造りになっているそうで数段の石垣の上に建っていますが地中にも石垣が埋まっていて、賊が地面を掘って侵入しようとしても阻止できる等強固な備えがあるそうです。また蔵の壁には瓦が貼り付けられお馴染みの「なまこ壁」になっていますが、上部にあるものほど少しづつ小さめになっており、目の錯覚で高い建物に見えるようになっているとのこと。出入口の扉はとても低いので頭をぶつけないように気を付けて下さい。訪問時期:2024年9月。
矢掛宿を散策してその当時の繁栄と宿場の賑わいが偲ばれました。路地を入ると後ろには水路が設けられていました。
何百年も続く伝統建物。矢掛本陣の旧建物です。当時の面影がありますね。
全体的に新し過ぎて…
タイムスリップしたかのような旧宿場町の街道です。電線が地中化されており、景観にも配慮されています。
こちらも石井家本陣に負けず劣らずの建物です。
初めてゆっくり町並みを歩いて見ました。しっかり管理されており、お店もいろいろ有って良かったです。😊
旧矢掛脇本陣高草家住宅の脇道は、大高草小路と名前の付いた蔵と蔵に挟まれた細い路地になっていました。
なかなか立派な建物です。
名前 |
旧矢掛脇本陣高草家住宅 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0866-82-2100 |
住所 |
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HP |
http://www.town.yakage.okayama.jp/machi/shisetsu/honjin.html |
評価 |
3.7 |
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近くの道の駅で、入館の割引券がもらえます。歴史ある建物を見学でき、当時の様子も自動アナウンスやパネルで紹介してました。時間が合えば、ボランティアの方から説明してもらえます。