村上家に学ぶ、海士の歴史。
村上家資料館の特徴
村上家資料館は、京の貴族や朝廷との関わりを紹介しています。
後鳥羽上皇を支えた名士、村上家の歴史が学べる施設です。
江戸時代の長者番付に載った村上家の資本力に触れられます。
後鳥羽上皇に仕えたと伝えられている旧家 村上家や、昔の海士に関する資料が展示されています。後鳥羽院の資料館と共通の入館券を500円で購入しました。門前には車が4台ほど駐められる駐車場もあり、小砂利の敷き詰められた園内を歩いて向かいます。建物の入口脇に呼び出し用のブザーがありますので、これを押して係員を呼び出し入館料を支払います。館内の資料説明には携帯のバーコードリーダーからホームページを呼び出すと音声ガイダンスを聞けます。館内はさほど広くありませんので、15分位で見切ることが出来ます。
郷土資料館としては、良い感じでした。
後鳥羽院の世話係をしていた村上家の家を資料館に改装した建物。後鳥羽院や昔の隠岐の史料が展示されており、とても楽しめる。30分程度で回れる規模。
後鳥羽上皇をたすけたといわれている海士の名士、村上家の資料館。後鳥羽資料館で共通券を紹介され、あまり気乗りしない感じで行きましたが、島前高校の島留学高校生が丁寧に説明してくれ、期待値を大きく上回る満足度でした。
江戸時代の長者番付に載っている話など興味深く聴きました。素封家であったため、配流となった後鳥羽上皇のお世話をしていたのではと。また村上さんは、今も同じ敷地内にお住まいで、その現代的な建物の比較も面白い。村上家の居城であった因屋城跡も近い。説明をしてくれたのは、島前高校の方。ありがとうございました。このあとも島前高校の名は、島の人々との会話の端々に上ることになる。観光協会のベンチであいさつしたのも、島前高校生であったか?
ご親族の方でしょうか。チャイムを押したら招き入れていただき案内をしてもらいました。立派な造りの家でしたが廊下などは昔住んでいた築100年を超える実家の様相を思い出すものでした。
展示物は小規模ながら、学芸員さんの説明は大変興味深い。
凝った島ならではの建築群。どこか寺社建築を思わせるような意匠が見え、とりわけ破風の彫刻が面白い。そこまで古い建物ではないと思われるものの、見どころの多い資料館。
後鳥羽天皇と所縁が深いとされる、村上家。歴史好きならぜひ。
| 名前 |
村上家資料館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
08514-2-2228 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
地元の有力者村上氏から見た島の歴史や本土との関わりということで、京の貴族との結びつき、朝廷への資金援助、江戸時代には長者番付(どの程度正確かはさておき)に載るほどの資本力など、色々興味深いことが知れた。なお、駐車はかなりしづらいので要注意。後鳥羽上皇の足跡を展示する資料館との共通券あり。