盛り塩の真っ白地蔵参り。
塩地蔵尊の特徴
盛り塩によって真っ白な地蔵様が印象的です。
塩地蔵尊は1624年からの歴史を持つ名刹です。
珍しい風習のおかげで独特な参拝体験ができます。
二体のお地蔵様が盛り塩で真っ白になっています。塩は清めに用いられてきたという習慣による物ですが、これは海に近い江戸の町ならではの習慣だと思います。さすがに山の中では塩は貴重ですし、貴重な半面、植物を枯らし、岩石も風化させる厄介な存在でありますから…。しかし、仏教寺院で他に塩を用いる事はあまりなく、どちらかというと神仏習合の内神道の習慣だと思います。例えば、土俵に塩を撒く相撲の土俵があるのは、神社が中心で、土俵を持つお寺は寡聞にして知りません。こうした民間信仰に神仏習合の面影が見られるのは、とても興味深いと思います。[塩地蔵尊]当山開創寛永元年(1624年)以前よりこの地にあって人々の信仰を集めたと伝えられる。地蔵尊のお身体に塩を盛ってお参りすることから塩地蔵と称し、その由来には、古来より塩は清めとして用いられることにより、参詣者の身体健康を祈願するものと説かれる。
地蔵尊のお身体に塩を盛ってお参りすることから、塩地蔵と呼ばれているそうです。
源覚寺開創の寛永元年(1624年)以前よりこの地にあるそうです。清めの塩を盛られていてお地蔵様の本体は隠れてしまっています。
(18/05/22)参拝しました。2体で1組のお地蔵様です。お地蔵さまの体に塩をつけてお祈りすると体の同じ部分の病気が治るといわれています。
お地蔵様に塩を盛ってお参りする珍しい風習が残っています。このお寺の創建前(1624年)より以前からあるのだとか。
お塩が盛られて真っ白!
白いのは地蔵に塗りつけた塩らしい。
名前 |
塩地蔵尊 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-6670-1176 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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このあたりには、この塩地蔵のほか、とうがらしまみれの地蔵、縄でぐるぐる巻にされた地蔵もあります。