古き良き昭和レトロ、文学の秘密基地。
旭川文学資料館の特徴
昭和レトロな古い建物にびっしり資料が並ぶ秘密基地のような味わいがある、
北海道ゆかりの小熊秀雄や今野大力らの書籍や写真、原稿が豊富に展示されている、
観覧無料で手作り感あふれる旭川文学資料館ならではの資料館である、
北海道ゆかりの作家の作品がずらりと並ぶ図書館ですが、蔵書はともかくまず建物が昭和レトロで最高です。60sスタイルの優美なエントランスホール、2階の落ち着いた雰囲気、古い建物特有の香り、全てが最高。大好きな場所。ずっとこのままで立て替えないでくれ!
古い建物なので多目的トイレがありません。エアコンもありません。
観覧無料の資料館。常磐公園と隣接していて、横の土手を越えると石狩川がすぐの場所です。建物は、レンガ造りで角張ったデザインの迫力ある外観、内部は随分と古めかした様相で、各所を繋ぐ緩いスロープや短い階段が多くあり時代を感じる面白い造り。あまり現代では見慣れないもので、クラシカルで懐古的な印象を受けて歩き回るだけでもワクワクします。少し入り組んだ通路と階段を右の奥に進むと、狭い入口があり、そこをくぐると思った以上に広い部屋が第一展示室。中には、北海道と旭川に関わりある文人の紹介展示と、手にとって読める書物も多くあって、隠れ書庫みたいな雰囲気は楽しくもあり、静かで落ち着いた場所でもあります。この奥にある第2展示室はより自由に北海道に関連する作家の著書が多く置かれ閲覧できます。腰を深く下ろして座れるしっかりとした椅子がありました。多くを望まなければ図書館よりじっくり本を読む環境は整っているのかも。何にしても、一度来てみると面白い場所かもしれません。
建物は古く必ずしも文学資料館に適しているとは思えないが、手作り感にあふれている。できれば、三浦綾子文学館や井上靖文学館、そうしてこの文学資料館を統合して、旭川文学館として、一ヶ所に集約すべきではないか。更に、教育大などと連携して旭川の文学研究所など、もっと情報発信能力を高める工夫が必要では。
旭川ゆかりの文学者、小熊秀雄や今野大力らの書籍や原稿、写真などが展示されています。また、小熊秀雄賞受賞の詩人のコーナーもあります。かなりの展示物の量です。企画展は「教科書の中の文学者たち」でした。朗読会や演奏会も実施されているようです。自由に閲覧できる書籍も並んでいますが、寄贈されたものを置いてあるような感じで、整理が追いついていないのでしょうか。運営はボランティアの方々が担っているようで、このような貴重な資料を伝えようと尽力されていることに感謝します。昔はこの建物は青少年科学館だったと思うのですが、子どもの頃にちょくちょく訪れた場所が、いまだに現役で使われていて懐かしいです。
名前 |
旭川文学資料館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0166-22-3334 |
住所 |
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HP |
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/329/348/360/p000225.html |
評価 |
4.0 |
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古い建物ですが、びっしりと資料が並べられていて、秘密基地のような味わいがあります。たくさんある資料を読みあさりながら自由にくつろぐのもよいですし、質問や調べごとがあればスタッフの方は大変親切に応対してくださいます。