柳井の旧市街で出会う手提暗函。
商家博物館むろやの園の特徴
柳井の白壁の町並みに立つ、江戸時代の商家の博物館です。
山口県指定有形民俗文化財として、貴重な油商の歴史を展示しています。
小田家の生活品や商売道具を見学しながら文化に触れることができます。
青春18きっぷの旅でたまたま流れ着きました。入場料600円は高いと入り口では思いましたが(笑)、ご案内係のかたの熱心かつ的確なご説明を伺いつつ、御屋敷内を見学させていただいた後は、大満足でありました!茶室は、現在も使われているようで、当日もお茶会が開かれていたようです。民俗学の泰斗である宮本常一先生が、この商家の保存をご指導されたようですね。
案内の男性が丁寧に説明してくれます。歴代奥方の髪飾り、全国各地の焼きものなど、北前船での商いがどれだけ活発だったかを想像することができます。「むろや」は、元禄元年(1688年)に創業した油商で、50隻もの船を所有し手広く商いをおこなっていた西日本屈指の商人です。この建物は、元禄14年(1701年)に建築された江戸時代の商家としては日本最大級の規模のものです。
桜を求めて柳井へ来たついでに、素晴らしい雛人形を拝見させて貰いました。金魚といい、雛人形といい赤色だらけでCarpを思い出すのは私だけかなぁ。
めちゃくちゃ、おもしろいスポット。商人の家が、博物館になっている。大豪商であったことがわかる。とにかく、怖いぐらい広い。江戸から明治にかけて、商人がどのような生活をしていたかを知ることができる。ほぼ当時のままらしいので、かなりリアル。広くきれいな主人の部屋に対し、狭く暗い女中の部屋は、少し悲しく感じる。隠し戸棚は見つけたが、隠し階段と下男の部屋は見逃した。細かく見れば、各所に発見がある。30分は、ゆうにかかる。人によっては、1時間でも足りない。見る価値あり。入場料450円。柳井駅から徒歩8分。白壁の町並み沿い。
白壁の古い家屋が残る柳井の旧市街。油商として栄えた小田家「むろや」は江戸時代、50隻もの船を持ち、九州から大阪まで手広く商いをおこなっていた西日本屈指の商家で、南北に119mの奥行きがあり、屋敷面積は約800坪と国内に現存する町家の中でも最大級のものです。敷地内には 主屋、本蔵、勘定蔵、米蔵、道具小屋、中間部屋など、11棟35室もの建物があります。生活用具や商いに使われていた道具なども展示されており、当時の隆盛ぶりを伺い知ることができます。お雛様が飾ってありました。現在、小田家の方々は東京におり、普段は公益財団の方々が「むろや」の管理・運営を行っておられるのですが、小田家は後継がおらず、建物が老朽化する中で今後どうなるのか非常に不安だと、受付の方が話していました。当時の商いや商家の生活ぶりがわかる生きた博物館。なんとかこれからも残してほしい。
前から行ってみたかった白壁の町。小田家住宅の存在は知らなかったのですが、こういう町並み保存地区のようなところに行ったら必ず一軒は見学したいので入ってみました。朗らかな係員の女性がとても詳しく説明してくださり、小田家住宅自体とても見応えのある造りなのでますます面白く、興味深く拝見することができました。3月、5月はイベントがあるみたいなのでまた訪れたいと思います。
柳井の白壁の町並みに寄られたら必ずこちらの商家博物館に行くことをお勧めします。係の方の説明も丁寧で楽しく、柳井と言う町に興味を持ちました。いつもは通りすぎるだけの町でしたがじっくり歩いて廻って見ると、とても興味深い町です。観光でもっとアピールして盛り上がることを期待しています。
江戸時代の商家が完全に近いかたちで残っている貴重な文化財です。係の方からたくさんお話を伺うことができ、地元や関係者の皆さんの、地域の歴史を大切に継いで行く思いで保存されている事を知り、感銘を受けました。さらなる調査や維持が叶うことを願って止みません。また、近くには伝統的な製法で醤油を製造するメーカーの土蔵があり、歴史ある木製の樽での醤油製造の過程を見学できます。
すっごい御屋敷でした。こんな大きな御屋敷は見たことがないです。
名前 |
商家博物館むろやの園 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0820-22-0016 |
住所 |
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HP |
http://www.city-yanai.jp/site/kanko-shisetsu/muroyanosono.html |
評価 |
4.3 |
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カメラ博物館にも無い本物のチェリー手提暗函が展示してあるのはここだけ。