江戸時代の歴史を感じる、文化苑の美しい庭!
青井阿蘇神社 文化苑(旧青井大宮司屋敷)の特徴
代々の青井家が築いた屋敷に、歴史の重みを感じる場所です。
神社の水害の跡が生々しく、自然の厳しさを実感できます。
文化苑という名の通り、歴史と文化を育んできたエリアです。
昨年の水害の跡が生々しかった。頑張って復興して欲しい。
この庭は、代々この神社の大宮司を務めてきた青井家が江戸時代に建てた屋敷に付属し、現在「文化苑」と呼ばれている区域にあります。枯山水の形式に見えますが本来は水があり鑓水型の庭園でした。青井阿蘇神社は明治の神仏分離令よりはるか以前の1600年代にはすでに神宮寺を切り離し神道のみの宗教形態を選択しています。また本来の召喚元で会った阿蘇神社とも縁を断ち、独特の道を歩み現在に至ります。そのせいか境内の雰囲気はほかの神社と違ってとても土着的です。しかし庭園の中心には三尊石がすえられ、仏教的な庭園要素を徹底的に排除している訳ではありません。現在の青井阿蘇神社の社殿は1610年から18年かけて造営され、楼門・拝殿・幣殿・廊・本殿の全てが国宝に指定されています。茅葺の古風な社殿と呼応するように庭園も古風な雰囲気でやはり禅寺の庭とはどこか違う雰囲気を持っているように感じました。連山形式や二つある枯滝の石組や庭にそびえるマキの古木が印象的でした。社家とその庭園が一緒に残っているのは珍しいのではないでしょうか。一見の価値がある庭園だと思います。(2018年9月12日)
名前 |
青井阿蘇神社 文化苑(旧青井大宮司屋敷) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0966-22-2274 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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仕事の下見で許可をいただき入らせていただきました。