今帰仁村の崖に秘めた歴史。
イチグスク(池城墓)の特徴
今帰仁村指定文化財の貴重な横穴式の墓です。
アーチ形の入口と屋根型の庇が特徴的です。
崖を掘り込んだ独特なデザインの墓室です。
今帰仁村指定文化財です。歴史的遺産、拝所、聖域です。当時北部では一般的ではなかった精巧な作りで周りの古墓群とは一線を画しています。このべーちん一家が琉球王府にとって特別な存在だったことがわかります。今でも綺麗に手入れされており大切に保存されています。
崖を掘り込んだ横穴式の墓で墓室の入口はアーチ形で、屋根型の庇があり、垂木を模してつくられている。墓の前面は切り石を積み漆喰で塗り固め、一部が残っている。墓庭の石碑には「大清康煕9年(1670年)」と記され、碑文によると墓に葬られているのは、崎山を領地として授けられた「さき山大やくもい」とその妻「あむしたれ」、その子の「玉城のろ」の3名である。森閑とした空間の中に黒ずんだ壁と庇を持つ墓は威厳があった。
| 名前 |
イチグスク(池城墓) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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経路は、ほとんど整備されてはいません。迂回出来そうな所に止めて歩いて行ったほうが良いような。