毎年10月は秋祭り!
ここ下田井八幡神社の御祭神は応神天皇です。まずこの辺りは元々田井城の西の端に当たるようであり、西側の春日川を天然の堀として防御したと考えられます。さて、当神社の由来には幾つかの説があり、そのニ、三書き込みます。この辺り六条、下田井周辺は喜岡城の高松氏と縁が深く、旧貢八幡神社とそれを移転した下田井八幡神社がそうです。旧貢八幡神社の由来は藤原家成十二世の子孫、新庄太左衛門長光で豊臣家の家来でした。八幡宮を信仰しておりました。ある夜の夢に松の高さ十丈余の大木に八幡神が現れた。それで高松氏と改名したと云われています。その後、山田郡田井郷に移ります。その子太郎兵衛は長重内匠と改名する。長重は秀吉の家来小西行長に従い朝鮮の陣に赴き戦功をあげ山田郡下田井郷を賜る慶長四年正月(1599年)の夜、夢で六条の貢八幡宮を遷座する場所を選び行うようにと云うお告げが有りました。民に謀り祠を下田井の現在地に移設しました。六条の旧貢八幡宮の氏子も最初は当社に移りますが、いつの頃から分かれ六条の鹿島神社を氏神とし、里人は八幡宮のことを「古宮さん」と言い伝えています。一説には当社は天正十年(1582年)に土佐の長曽我部元親軍の先鋒の兵火にかかり貢八幡宮は全て焼失します。その後時期ははっきりしませんが下田井町の現在地に遷座したと云う説もあります。明治四十一年十月神饌幣帛料供進神社に指定されます。城跡の遺構は殆どありませんが色々見所のある社に成ります。
名前 |
八幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.jinja-net.jp/jinja-all/jsearch3all.php?jinjya=7220 |
評価 |
5.0 |
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毎年10月第1日曜日は秋祭り。お神輿を担いで御旅所までお下がりが有り、獅子舞、子ども巫女さんの舞も行われています。本祭前日の夕方には宵祭も行われ、子ども会の皆さんによる夜店も有り、地域の子どもたちで賑わいます。