水たまりのある眺めの良い古墳。
宿地古墳の特徴
多度津山塊に位置する歴史ある古墳です。
玄室内は水が溜まるため長靴推奨です。
美しい眺めが楽しめるスポットです。
玄室内は水が溜まっていたので長靴を用意したほうがいいでしょう。
眺めがいい!
| 名前 |
宿地古墳 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
〒764-0033 香川県仲多度郡多度津町青木34−25892443 |
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当古墳は多度津山塊の北山と向山の丘陵部に造られた古墳です。墳丘の形は円墳です。主体は横穴式石室です。墳丘の現状は約13.5mの円墳ですが上部の墳土がかなり失っており横穴式石室の天井石が露出している所を見ると、もっと高く、直径もこれに伴ない大きいものと考えられます。主体部ですが横穴式石室の全長は約8m、玄室最大幅2.2m、羨道残存長4.1m、先導幅1.22mです。開口は東側です。羨門は失っていますが玄門は残っています。玄室内部は水が溜まっており、中に入ることが出来ませんでしたが両袖式の石室のようです。また当古墳主体部の石材は非常に大きい物を使用しております。いわゆる「巨石墳」に分類されます。奥壁の鏡石も大きく側壁も大型の石材を使用しております。特に天井石は非常に大型の花崗岩が使われています。これらの特徴から吉備系や観音寺大野原古墳群の影響を多大に受けているものと思われます。昭和42年に採取された須恵器2点から、当古墳は七世紀第一四半期(飛鳥時代頃)古墳時代の終末期に造られた古墳であり比較的、力を持った人物であると考えられます。