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境内にある樹齢1100年大蘇鉄にまつわる伝説。堺に帰りたいとすすり泣く大蘇鉄を信長が気味悪がり、家臣に命じてこれを切らせた。そうすると切ったところから赤い血が流れ出てさも龍のように苦しみだした。傷だらけになり枯れ死にしそうな蘇鉄を哀れに思った妙国寺開山日珖聖人が生き返るよう願って法華経1000巻を読まれた。あくる夜、聖人の枕元に蛇の姿をした老人が現れお礼を言って姿を消した。これが宇賀徳正龍神で、堺の龍神信仰の始まりである。