神通力宿る威徳天満宮。
天満神社(威徳天満宮)の特徴
威徳天満宮は939年の創建で歴史深い神社です。
菅原道真公を祀る、特異な存在の神社で独自性があります。
美しい流造の社殿があり、神聖な雰囲気が漂います。
金峯山寺蔵王堂の横に、不思議なことになぜか天満神社(威徳天満宮)があります。由緒をみると、菅原道真を太宰府に流した醍醐天皇の願い、成仏できない死後の苦しみから救われるために道真をまつって欲しい、という日蔵上人の仮死状態でみた夢から創建されたようです。菅原道真死後56年、醍醐天皇死後30年頃のこと。(北野天満宮創建の10年ほど後、醍醐天皇を成仏させるために創られた施設ということになる)
祭神は菅原道真公(天神自在天神)てす。菅原道真公を大宰府へ流刑にした醍醐天皇を死後の苦しみから救うため天徳三年(959年)に建立したと伝わります、慶長年間(1596年~1615年)に豊臣秀頼公により再建されたと伝わります。
威徳(いとく):威厳と人徳を兼ねる言葉を「威徳を備える」という。菅原道真に相応しい言葉だと思う。
流造の美しい社殿です。
御朱印をいただきました威徳天満宮(300)駐車場:なし拝観料:なし吉水神社でいただける令和3年1月下旬にお詣りしてきました。何度となく金峯山寺にはお参りに来ていましたが、こちらの御朱印が頂けるとはまったく知りませんでした。柵に吉水神社でいただけるとの案内が掲示されていたので、吉水神社で書置きタイプの御朱印をいただきました。
威徳天満宮で御祭神 菅原道真公。道真を九州大宰府に流した醍醐天皇が、亡くなってから、そのことにより死後も苦しめられていたので、生前に師と仰いだ上人に道真の霊を祀ってもらったら、この苦しみから解き放されるとのことで、日蔵上人が道真公をこちらにお祀りしたとのこと。
ご祭神:菅原道真。
名前 |
天満神社(威徳天満宮) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-nara/jsearch3nara.php?jinjya=34443 |
評価 |
4.1 |
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(大)威徳天満宮「金峯神社の口之宮」修行中 半死半生の目に陥った日蔵上人が金剛蔵王の神通力で六道を巡り 大政威徳天となられた菅原道真に会い 更に地獄で苦しむ醍醐天皇の懺悔を聞く「道真を大宰府に流し 死なせてしまった罪を後悔している 道真の霊を祀って欲しい」そのような謂れで959年創建金峯山寺の境内にあります。