生駒山南峰、鬼取山の隠れ魅力。
鬼取山の特徴
生駒山を制覇するための隠れた名所が鬼取山です。
標高636mからの眺望が素晴らしい鬼取山の魅力。
ハイカーにとって貴重な体験を提供する鬼取山の一角。
標高636m生駒山上遊園地を南に行ったところです。
生駒山の南峰と呼ぶことができそうな山で、国土地理院地図では海抜631m。以前は京大の太陽観測所や航空灯台があったようですが、今は近鉄の無線局になっているようです。近くの木に『鬼取山』の表示がされており、そこには昔、測量された海抜636.6mが書かれている。山名は、住吉大社の神奈備であった生駒山に、七世紀頃、鬼が住み着き、良民を苦しめるようになった。これを役行者が法力を用いて、捕まえ、改心させ、自らの配下に従え、のちに大峰開山にも尽力したというお話。その鬼を捕まえた場所というのが、このあたりとされている。暗峠から生駒側に下ったあたりに鬼取町という地名もあるし、大阪側にある慈光寺の山号・髪切山の由来は、改心した鬼が、ここで髪をおろしたことにある。まわりの建物や灌木のため、眺めはない。鬼取山頂は、生駒縦走路上にあり、すぐ北で摂河泉展望コースが合流してくる。
名前 |
鬼取山 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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生駒山をいくハイカーの中で鬼取山を知っている人は数少ない。ついこの間まで京大の天文台や航空灯台があったところといえば、生駒山に詳しい人は納得する。しかしそれらふたつの建物は突然破壊され、今や跡形もない。私的には、史跡の価値ある建物だった。今更ながら本当に惜しいことをしてしまった。