ひっそり佇む紅葉の名所。
貝吹地蔵の特徴
北条得宗家にまつわる石仏が、貝吹地蔵に隠されています。
天園ハイキングコースの急な壁を越えた先に位置する貴重な史跡です。
紅葉の名所、獅子舞の谷に静かに佇む伝説の地です。
天園ハイキングコースの途中にあります。コースから少し登ったところにあります。
天園ハイキングコースの中でも、壁の傾斜がきついので到達するのが難しい場所に思います。自分は登るよりも下りてくるのが怖くて登れませんでした。写真は連れが撮ってきてくれました。
建長寺方面から来て下りで見落としそうでしたが、ふと振り返ると一段上がったところにありました。もしかしたら伝説のように導かれたのかもしれません。
新田軍の襲来を法螺貝を吹いて知らせた、と言う伝説が残るお地蔵さま。また、別の伝説では北条高時が東勝寺で自害後、首を敵の手に渡すまいと持って逃げた郎党を法螺貝の音で導いたちなみに近くには「北条首やぐら」と呼ばれるやぐらが存在し、高時の首は此処に葬られたとされる(北条腹切やぐらとは別)どちらにせよ、鎌倉北条氏終焉の時を知らせた事になりますね。そう考えると感慨深いです。
石段のようなものを一段上ったところにあります。朴訥でなごめるお地蔵さんでした。
紅葉で有名な獅子舞の谷にひっそりと立っています。獅子岩のすぐ上。横浜方面から来ると、天園茶屋を過ぎて鎌倉宮獅子舞方面へ下ってすぐ。鎌倉方面からだと永福寺跡から上がったところです。まあまあわかりにくいので、よく探してみてください。
名前 |
貝吹地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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北条得宗家一族が“腹切りやぐら”で自害した後、その残党を天園峠方面に逃がす為にホラ貝を吹いてくれたのが、この石仏だった…という伝説が。道から少し高い所に、“貝吹地蔵”と書かれた石柱が目印。下ばかり見て歩いていると、きっと見逃します。