泰澄大師ゆかりの神社、石段を登ろう!
能郷白山神社の特徴
能郷白山の山頂に鎮座している奥宮が特徴です。
泰澄大師ゆかりの古社として歴史を感じます。
本殿の素晴らしい木彫りが圧巻で見どころです。
泰澄大師ゆかりの古社。ご祭神は菊理媛命神。立派な彫刻がされた本殿は見事です。十六菊花紋が扉にありますので、皇室ともご縁が深かったことを感じさせます。掃除道具がありましたので、拝殿をお掃除して、神恩感謝のおまいりさせていただきました。その時、地元の方が来られて、今の現状をお話してくださいました。過疎化が進み、年配者しかいなく、今後の存続が危ぶまれているそうです。歴史的にも大切にな神社なので、これからも多くの方々が参拝に来られ、護られていかれますように。
能郷白山神社(のうごうはくさんじんじゃ)ここは本宮。奥宮は能郷白山の山頂(1617メートル)にある。創建は718年と伝わる。御祭神は菊理媛命(くくりひめのみこと)加賀国一宮の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)より勧請(かんじょう)された神様。伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊奘冉命(いざなみのみこと)急な階段を登ると立派な彫刻がされた本殿がある。菊の御紋(珍しい18菊花紋)のついた扉がある。トイレは使用禁止になっていた。なので近くの道の駅うすずみ桜の里ねお に立ち寄りました。
白山を開山した奈良時代の修験僧である泰澄が、白山比咩神社より勧請して創建したと言い伝えられています。毎年4月13日には能と狂言が奉納されますが、能郷という地名はこれに由来するそうです。
6/19参拝雨降りのなか石段は滑りやすい樹木もくもくで良いね本殿の木彫りは素晴らしい。
毎年4月13日猿楽が奉納されます。今年はコロナで取りやめになったそうです。
名前 |
能郷白山神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.2 |
周辺のオススメ

2023/10/12訪問能郷白山の山頂には、能郷白山神社奥宮が鎮座しています。かつては奥宮が本宮でしたが、山道が険しいため、参拝者の為に御旅所であった現在の場所へと本宮が移されました。能郷白山神社の明細帳には「養老二年三月十三日僧泰澄ト申者之ヲ創建ス」とあり「北陸七白山」の一つとなっています。御祭神は、菊理媛神(白山比咩神・白山権現)、伊弉諾尊、伊弉冉尊を大切にお祀りしています。根尾能郷は、旧大野郡根尾村であり、延喜式の「美濃国大野郡花長神社」に比例される式内社の論社とされています。近代社格では郷社。また、国の指定重要無形民俗文化財である「能郷の能、狂言」が有名です。その他、能面、能狂言装束類、能狂言本、和鏡、梵鐘、鰐口等々、数多くの指定文化財が大切に保存されています。参拝時は、石段から見上げた御本殿の威厳に満ちた佇まいに圧倒されて、しばらく動けませんでした。少し緊張しながら石段を登っての参拝でした。御本殿は、御神気に満ち溢れており、沢山のパワーを頂く事ができました。また彫刻が見事で素晴らしかったですし、立ち並ぶ杉の大木もとても立派でした。参拝後は、身も心も引き締まり、穏やかな気持ちで帰路に着くことができました。貴重な時間を過ごせた事に感謝です。境内には「ノウゴウイチゴ発見の地」の石碑があります。弘化二乙巳年(1845)と刻まれており、江戸時代伊勢亀山藩の本草学者飯沼慾斎により「能郷いちご」が発見されました。とても甘くて美味しいとのことなので、ぜひ食べてみたいです。ノウゴウイチゴ発見の地の石碑の隣には、國學院大學の国文学・民俗学者、歌人である西角井正慶先生(1900〜1971年)の歌の石碑があります。根尾能郷まで足を運んだ際、白銀の深山の情景を詠んだものと思われます。著名な方の訪問、さらに歌を詠んでくださったと思うととても感慨深いです。また感謝の気持ちと共にゆっくり訪問させていただきます。