白岩山城跡での静かな時間。
正確には砦跡なので山頂部は広くは無いだろうと思ってましたが4m×10m程で予想よりもっと狭かったです。山頂には低い赤松が何本かあり中央に壊れた石祠が一つあります。北側斜面に石祠の屋根を見つけたのでセルフビレーを取りながら何とか引き揚げて乗っけました。北には大鳥屋山、東に榛名山と唐沢山、南には長谷場城と寄居城のピーク、西側にはムジナ窪の小ピーク群が望めます。東側の鞍部は2段になっていてトラバースしないと通過出来ない大岩があります。北西に少し下った所に曲輪の痕跡が在り、その下には石積みなのか自然のものか岩が多過ぎてはっきりしない様な所もあります。南側に伸びる2本の尾根で周回しました。東側の尾根を登って正解でした。初めは植林ですが途中からザレた岩尾根になり浮き石や倒木もあります。さらに山頂手前には大岩があり何とか直登出来ますが左にトラバースして登った方が安全です。下りだとロープがあった方が安心ですね。大岩、浮き石、倒木で足元注意です。南西側に下った尾根も岩混じりのザレた急斜面が続きます。沢に降りる最後もザレた斜面です。3月下旬アカヤシオが気になって再訪しました。予想以上に咲いてました。特にピークの北側斜面と北西の曲輪周辺、南西尾根の2ヶ所で群落がありました。
名前 |
白岩山城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.7 |
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白岩山城跡は白岩町に残る標高412メートルの山城です。北に白岩柿平林道が通ります。築城時期は不明ですが、蓬山の出城ともいわれています。現在、山腹から山頂にかけて削平地や堀切が認められ、山頂付近で大きな岩盤が切り立っています。また、山頂までの間に2箇所で石積みを認めることができます。佐野市引用。