国指定の天然記念物、竹の熊の大ケヤキ!
竹の熊天満宮(菅原神社)の特徴
竹の熊天満宮の近くには国指定の天然記念物がある。
県道40号線から少し西に入った静かな集落に位置している。
美しい日没が楽しめるロケーションが魅力的である。
2018年12月1日 ・12月の日没は早いですね。路肩駐車で車番をのこし駆け足で見てきました。
竹の熊天満宮(菅原神社)は、南小国町役場の南東2.4kmほどの県道40号線(南小国波野線)から少し西に入った集落の中に鎮座している神社です。御祭神は菅原道真公です。個人宅を観光用の駐車場として開放していただいているようです。鳥居は新しく平成29年の建立です。社殿の南側には国指定天然記念物である「竹の熊の大ケヤキ」があります。根元周囲約15.8m、幹の周囲約11.7m、標高約33m、樹齢1000年を越すと言われる大木で、けやきとしては県下最大、全国的にも第一級です。地上7mから主要枝が分岐していますが、そこから存在した第一の大枝が戦後の台風で折れてしまっていて、そこに空洞があり現在はトタン板で覆ってあります。ケヤキの巨木に普通に見られるような痕がなく、幹の表面は平らで、幹にはテイカズラが巻きついています。昭和の初め、この木を伐採するか保存するかをめぐって裁判までなりましたが、結局保存に落ちつき現在に至っています。毎年8月25日には、境内で天満宮と観音様の祭りが行われます。
この場所の写真投稿を見られた方、これから見られる方は、国指定の天然記念物「竹の熊の大ケヤキ」と勘違いするかも知れません。実は、この場所は以前に「竹の熊の大ケヤキ」で投稿しているのですが、Googleマップより「菅原神社の投稿を…」と待ち受け画面に何度も連絡があるものですから、マップを調べてみたら、この場所より少し離れた場所に菅原神社があるのです。そこに運が良いのか、地元の方がカメラを持って現れたので、菅原神社の場所を尋ねたら、この天満宮が菅原神社だと教えていただきました。確かに、この場所の説明看板を読むと、竹の熊の天満宮(菅原神社)と書いてありました。また、春の天満宮大祭が3月25日で秋の天満宮大祭が8月25日と書いてありました。看板の最後には平成29年6月建と書いてあるので、鳥居や神殿が新しく建て替えられたことが分かります。菅原神社も竹の熊天満宮に名前が変わり、8月25日には宮司さんがみえて、お祭りが開催されたばかりだったのです。どうりで、鳥居や神殿のしめ縄や紙重が新しく、大ケヤキにもしめ縄が巻いてありました。天満宮は、菅原道真公を祭神とする神様だと言うことは太宰府天満宮で明らかです。菅原神社でもいいのですが、地元の人達が「天満宮」と名前を変更したのですから、仕方のないことです。竹の熊の天満宮の境内にある大ケヤキとまで看板にも書いてある通り、天満宮と大ケヤキは同じ場所に存在します。だから、写真は「竹の熊の大ケヤキ」 と同じようになりました。ただし、写真は以前より省略してあります。
| 名前 |
竹の熊天満宮(菅原神社) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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竹の熊大杉、素敵でしたっ!