猿田彦命を祀る許曽志神社!
許曽志神社の特徴
許曽志神社は大社造の本殿が印象的です。
御祭神には猿田彦命が祀られています。
歴史ある場所、猿田彦の生まれた地です。
駐車場は、神社の南西からの道を入り神社の西側に数台駐車できます。鳥居の横にも案内がありますが、上が北では無く脇道があったりと雑な説明なので事前に衛星画像で確認をお勧めします。
狛犬ではなく、猿や鶏にお出迎えしてもらえます。全く関係ないのですが、頭の中はブレーメンの音楽隊が駆け巡ってました。裏の高手から本殿を眺めることができます。
許曽志神社は江戸時代(貞享元年)にこの場所に移された神社。元の場所には〔許曽志神社元宮阯〕の碑が建てられている。(→許曾志神社元宮址)。この神社は出雲国風土記に登場する神社で風土記・秋鹿郡条には許曽志社として登場する。境内に入ると〔狛犬〕の他に猿と鶏の像が並んでいるのに目を引かれる。民間信仰の〔庚申待ち〕に由来するものと思われる(申の日に行われ、酉の日に及ぶ)。関東でよく目にする〔庚申塔〕には下段に〔3猿〕を刻んだものが多い。
二間×二間の大社造。装飾のない正統的大社造。背面宇豆柱が側柱より太く外に少し出ている点、礎石から棟木まで一本で通している点も正統。床下中央に心御柱ありしかも他より太い。廻縁四周。階隠本殿より独立、但し縁柱を使う。正面、階隠囲われて不詳。銅板葺。建立年代は『島根県近世社寺建築緊急調査報告書』県教委(1980)では明治13年(1880)とされている。随身門あり。
許曽志神社の御祭神は、猿田彦命と天宇受売命です。ご夫婦で祀られているのですね。表の道から参道に入り、初めに鎮座するのは、かなり大きな狛犬です、そこからさらに進み、階段にさしかかると、狛犬ではなく。狛鶏が鎮座しています。その奥には、階段を挟んで向き合っている狛猿が鎮座しています。米俵の上に腰かけた雄猿は、お父さんでしょうか、徳利とお猪口を持って切なさそうな表情を浮かべています。一方、雌猿は赤ちゃん猿を抱いて、雄猿を咎めるような憂いを含んだ表情をしています。この表現は、個人的な受け止め方で、不謹慎かもしれませんけど、なにかドラマチックなストーリを想像させる傑作狛猿だと思います。
許曽志(こそし)神社猿田彦の生まれた地。石段の途中や上に、猿の石彫や雞の石彫があり、出雲中でも大変特徴がある神社 @古代日本正史 原田常治著P289
名前 |
許曽志神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=6317 |
評価 |
3.7 |
周辺のオススメ

猿田彦命をお祀りされています。猿と鶏の像はそれぞれ親子でしょうか。