B29の英霊に哀悼を。
体当たり勇士の碑の特徴
戦争の悲惨な事を思うための貴重な場所です。
東京現代美術館からの影響で訪問者が増えています。
訪れたくなる珍しい史跡がここにあります。
人命を救うために、北九州へ爆撃に向かうB29に体当りし、尊い命を捧げた英霊に哀悼の誠を捧げます。
戦争の悲惨な事を思って受け継がれますよう、なかなか珍しいです。上がって観ないと実感がわかないと思います。
広島に続く2発目の原爆『ファットマン』を積んだB29ボックスカー。当初の目的は小倉でした。長崎に変更された理由は多々あるも、屠龍が迎撃に出たと聞き、この碑にある体当たり攻撃を懸念し変更を決定したとの事。野辺重准尉と高木傳蔵軍曹両名は、北九州への原爆投下迄も防いだ地域の勇士である事に間違いない。もし、投下されていればこの地域の夥しい非戦闘員である民間人が犠牲になったであろう。この地を命をかけて守った2人の勇士がいた事を誇りに思える、そして、その後の平和に感謝したくなるそんな記念碑です。
私がこの碑を知ったのは恥ずかしながら東京現代美術館の戦争画特集からでした。下関小月陸軍航空基地より出撃した陸軍二式戦闘機「屠龍」座乗の野辺・高木機はその名に違わず本土に進出したB29をその命と引き替えに撃墜。このままだと小倉市街地に向かうことが明らかであったための行動であったのでしょう。郷土を護った英雄の行動は戦後80年を迎えようとしても色あせずいまだにお供え物がありきれいに手入れされた碑となっております。
ずっとずっと行きたかった場所。行けてよかった。
名前 |
体当たり勇士の碑 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
〒807-0863 福岡県北九州市八幡西区大膳1丁目13−番 |
HP | |
評価 |
4.4 |
周辺のオススメ

場所が分かりにくい。