大きな杓文字とすりこぎのあるお堂。
名前 |
延命地蔵堂 |
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ジャンル |
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住所 |
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目39−1 鳳林寺 |
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評価 |
4.0 |
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大きな杓文字とすりこぎがお堂にかけられており特徴的でした。そして杓文字以上に大きいのが肝心のお地蔵さま(浄財の寄進可能)で、全長は3.6mにも及びます。この地蔵尊は門前の説明板によると、江戸時代晴雲という行者が願主となり、全国各地の寺社を参詣してうけたお札を納めるため建立されたもので、「大石仏の地蔵」と呼ばれたそうです。また調べたところによると、杓文字は熱気に汗しながらご飯をすくいあげ、すりこぎは身をすり減らして人々に尽くす、という意味があるそうです。さらにお堂の(参拝者から見て)右には江戸時代の墓石で構成された無縁塔群があるほか、左側にも無縫塔(僧侶の墓)・馬頭観音石碑など古い墓石・石塔があります。特に五輪塔(地輪を欠く)と宝篋印塔(基礎のみ)は戦国時代まで遡るものです。