中新田、歴史感じる跡地探訪。
菜切谷廃寺跡の特徴
歴史的な説明文を読みながら楽しむことができる場所です。
中新田の北西部、玉造・加美丘陵に位置しています。
古くから文化が息づく、静かな史跡だと感じました。
中新田の北西部、玉造・加美丘陵の先端部に立地している。標高は33mほどであり、周囲には平坦地が広がっている。昭和30年に発掘調査が行なわれ、建物基壇跡が発見された。それは周囲に河原石を小口積みにしたもので、規模は東西12.7m、南北10.75m、残存高1.4mである。基壇跡の周囲から多量の瓦が出土しており、奈良時代前半から平安時代前期のものがあるが、最も多いのは多賀城創建と同じ重弁蓮花文軒丸瓦・重弧文軒平瓦等である。また、これに「小田建万呂」の銘のある蓮花文鬼板が伴っている。本遺跡の西方約1kmには城生柵跡が位置しており、菜切谷廃寺跡はこれに付属して設けられた寺院であると考えられているが、それをさかのぼる可能性もある。
名前 |
菜切谷廃寺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/ken-siseki02.html |
評価 |
3.0 |
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あくまでも「跡」なのでコレといって珍しいものはありませんが、歴史的な説明文を読みながら、こんな場所に古くから文化があったと考えるだけでも楽しめます。駐車場的なものはないため路駐での拝見となりますので、周りに気をつけて楽しむといいと思います。