延暦寺を模した歴史の教訓。
常行堂跡の特徴
常行堂は南に位置し、法華堂は北側にある歴史的な場所です。
延暦寺を模した美しい造りが特徴的な史跡となっています。
慶長二年に野火で焼亡した歴史が感じられるスポットです。
ここにあったんですね。
常行堂は南に、法華堂は北側にあり、二つのお堂は延暦寺を模した造りだったそうです。お坊さんたちはここで瞑想を行い、法華経を経典とする天台宗の教えを実践しました。常行堂では天台宗独特の「三昧」と呼ばれる瞑想を行いました。現在は跡だけですが、敷地だけみても大変大きな建物だったことが偲ばれます♪
慶長二年(1597)野火のため焼亡しました。向かって右に常行堂跡があり、5間15.4m方形、礎石の残る左側が法華堂跡で5間11.8m方形だそうです。常行堂の礎石は現常行堂の礎石に使われたのか残っていない根石があり、存在が確認されました。両堂はそれぞれ常行三昧、法華三昧を修行する堂宇であり、渡廊で結ばれいたそうです。毛越寺は案内板が豊富なので、こうした解説でその遺構や建物の来歴を知ることが出来るのは嬉しいポイントだと思います。
| 名前 |
常行堂跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.4 |
| 住所 |
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慈悲莊嚴~🙏