沼に住む大蛇と触れ合う!
| 名前 |
「ぶたい」伝説 |
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| ジャンル |
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| HP |
http://www.tama6.jp/meguri/mukashibanashi/kiyose/post_73.html |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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今の下宿のあたりに大きな沼があり、大蛇がすんでいました。村の人々は、怖がって誰ひとり沼に近寄りませんでした。ある日、ひとりの子どもがひとめ大蛇を見ようとそっと沼にくると、ザザーツという水音とともに大蛇がにゅーっと頭を出し、子どもをペロリとのみこんでしまったそうです。そこで、村人たちは大蛇退治の相談をし、村の長老が「大蛇をおびきだすために踊りをおどろう」と提案しました。村人たちは、沼の周辺の小高いところに踊りをおどるための「ぶたい」を作ろうと、作業にとりかかりました。「ぶたい」ができあがった日、村人みんなでにぎやかに踊りをおどると、大蛇が頭を出し、村一番の弓自慢の若者が大蛇の頭をもぎとりました。大蛇は、のたうちまわって柳瀬川の方へ逃げていったそうです。その後、土地の人の話では、人々は「ぶたい」を作った土地を「舞台」、矢の飛んで行った土地を「矢崎」、大蛇の頭の落ちた土地を「井頭」、大蛇が逃げていった土地を「頭なし」という名で呼ぶようになったそうです。東京都下水道局 清瀬水再生センター入り口付近に有ります。